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JBLのゲーム向けフルワイヤレスイヤホン「Quantum TWS」が発売、USBドングルで低遅延を実現

「JBL Quantum TWS」

 USBドングルで低遅延を実現するというゲーム向けの完全ワイヤレスイヤホン「JBL Quantum TWS」がハーマンインターナショナルから発売された。ノイズキャンセル機能も搭載し、またUSBドングルとBluetoothの同時使用が可能。店頭価格は19,800円。

低遅延を実現するUSBドングルを備えたゲーム向け完全ワイヤレスイヤホン

 JBL Quantum TWSは、付属のUSBドングル(トランシーバー)やBluetoothを用いてPCなどと接続するワイヤレスイヤホン。

 左右のイヤホンを繋ぐケーブルも無い「完全ワイヤレス」で、周囲の環境にあわせて遮音レベルをリアルタイムに最適化するという「ハイブリッドノイズキャンセリング機能」も搭載されている。

 USBドングルのワイヤレス接続では、低遅延かつ高い安定性を実現するという。また、Windows対応ソフトウェア「JBL QuantumENGINE」を導入することで7.1chサラウンドサウンド「JBL QuantumSURROUND」が使用可能になり、あらゆる位置の音を表現しゲームプレイを有利にするとしている。

 USBドングルとBluetoothを同時に使用して接続する「デュアルソース機能」も搭載。ゲームのプレイ中でもスマートフォンへの着信に応答でき、通話を終えると自動的にUSBドングルによる接続に切り替わるという。

 Bluetoothのバージョンは5.2。対応プロファイルはA2DP 1.3、AVRCP 1.6、HFP 1.8。対応コーデックはSBC、AAC。

 イヤホン1個あたりの重量は5.5g。バッテリーでの最長動作時間は約8時間(Bluetooth接続、ノイズキャンセル機能オフ)。

 USBドングルのコネクタ形状はType-C。ドングルはPCのほかMac、Nintendo Switch、PlayStation 5/4に接続できるとのこと(USB Type-C-Type-A変換アダプタは別途用意)。

 同梱品はUSBドングル、充電ケース、充電用USB Type-Cケーブル、イヤーチップ(3サイズ)など。USB-ACアダプタなどの電源は別途用意する。

[取材協力:ソフマップAKIBA パソコン・デジタル館]