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パーツ交換が可能なAlphacoolの水冷CPUクーラーが入荷、ラジエーター改良で冷却性能が向上

Eisbaer Aurora HPE Edition 360 CPU AIO

 パーツの交換が可能なドイツAlphacoolのAIO水冷CPUクーラー「Eisbaer Aurora HPE Edition 360 CPU AIO」の販売をオリオスペックが開始した。店頭価格は34,980円。

パーツの交換が可能な簡易水冷クーラー「Eisbaer Aurora HPE Edition 360 CPU AIO」

 これは、LGA1700やSocket AM4などのCPUソケットに対応した水冷CPUクーラー。360mmサイズのラジエーターや、ポンプ内蔵の冷却ブロックなどで構成されたAIO(オールインワン)タイプで、冷却液の充填も済んでおり、すぐに使い始めることができる。

 AIOタイプながらパーツを交換できるのも特徴(ただし、標準状態から構成を変更した場合は製品保証が無くなる)。一般的なG1/4インチのフィッティングを装備しており、チューブを交換できるほか、「クイックリリースファスナー」により、パーツを追加し水冷システムを拡張できるとしている。

 ラジエーターには新型という「NexXxos ST30 HPE」が採用されている。前のモデルより内部構造の密度が高く、冷却液が通るチャネルやフィンが増加し、冷却性能が向上したという。フィン密度は18FPIで、「NexXxoS V.2 ST30」などの15FPIより高い。

 チューブにはサーバーやワークステーションに用いられるものと同じというTPV製が採用。ゴムなどの加工で使う可塑剤を含んでおらず、PVC製チューブとは異なり温度が高くても変形しないという。

 ラジエーターの寸法は391.5×124×30mm。アドレサブルLED内蔵の120mmファン3基を装備し、付属のコントローラーやマザーボードの機能を用いてエフェクトの設定などができるとしている。

 冷却ブロックのサイズは66×66×69mm。対応CPUソケットはLGA1056/1155/1150/1151/1200/1700/2011/2011-3/2066、Socket AM4/TR4/sTRX4/sWRX8/SP3。

[取材協力:オリオスペック]