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Intelの最新NUC「Wall Street Canyon」がデビュー、12コア/16スレッドのCore i7/i5モデル入荷
2022年9月2日 11:05
第12世代Coreプロセッサーを搭載した小型ベアボーンキット「Intel NUC 12 Pro Kit」が登場した。パソコン工房 秋葉原BUYMORE店ではCore i7を搭載した「NUC12WSHi7」と、Core i5を搭載した「NUC12WSHi5」「NUC12WSHi50Z」の計3モデルが販売されている。価格は順に103,800円、79,800円、77,800円。
Windows 11や第12世代Coreプロセッサを搭載した小型PC
Intel NUC 12 Proは、モバイル向けの第12世代Coreプロセッサーを搭載したビジネス向けの小型PC。開発コード名は「Wall Street Canyon」。Windows 11がプリインストールされた「Mini PC」、OS・メモリ・ストレージを別途用意する「Kit」、ボード単体の「Board」の3つの形態が用意されている。
本体の幅が112mm、奥行きが117mmと小さく省スペースながら、上位モデルでは2つのThunderbolt 4ポートを搭載し、4画面出力に対応するといった高機能が実現されている。2.5Gbps対応LANポートやWi-Fi 6Eも装備されている。
本体の高さは「Tall」(54mm)と「Slim」(37mm)の2種類があり、「Tall」では3基までのストレージ(M.2 SSD×2、2.5インチドライブ×1)が、「Slim」では2基までのストレージ(M.2 SSD×2)が搭載できる。メモリスロットはSO-DIMM×2(DDR4-3200、最大64GB)。
今回登場した3モデルはいずれも「Tall」サイズ。搭載CPUは、NUC12WSHi7がCore i7-1260P(12コア/16スレッド、最高周波数4.7GHz、Smart Cache 18MB)、NUC12WSHi5とNUC12WSHi50ZがCore i5-1240P(12コア/16スレッド、最高周波数4.4GHz、Smart Cache 12MB)。
HDMIポートは2基。NUC12WSHi7とNUC12WSHi5は2つのThunderbolt 4ポート(USB 4 Type-C)を備え、4画面までの出力に対応している。NUC12WSHi50ZはThunderbolt非搭載で、2画面まで。上記のほかUSB 3.2 Type-Aポート、3.5mmヘッドホン/マイクジャックなどが装備されている。
なお、搭載CPUについては、Core i3モデルや、セキュリティー・管理機能のvProに対応するCore i7/i5モデルが他に用意されている。
[取材協力:パソコン工房 秋葉原BUYMORE店とパソコンショップ アーク]