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Intelが“Raptor Lake”こと「第13世代Coreプロセッサー」ファミリー発表、最大24コア/5.8GHz動作に
2022年9月28日 06:00
Intelは28日、“Raptor Lake-S”ことデスクトップPC向け「第13世代Coreプロセッサーファミリー」を発表した。10月20日(火)の発売が予定されている。
第13世代Coreプロセッサーでは、“Pコア”がRaptor Coveアーキテクチャとなり最大クロックが引き上げられているほか、Gracemontアーキテクチャの“Eコア”もコア数と最大クロックが増加している点が特徴。
第12世代Coreプロセッサー(Alder Lake)との比較では、シングルスレッドで15%、マルチスレッドで41%の性能向上が謳われている。
ラインナップと価格は、24コア/32スレッドの最上位モデル「Core i9-13900K」が589ドルから、同仕様でGPU非搭載の「Core i9-13900KF」が564ドルから、16コア/24スレッドの「Core i7-13700K」が409ドルから、同仕様GPU非搭載の「Core i7-13700KF」が384ドルから、14コア/20スレッドの「Core i5-13600K」が319ドルから、同仕様GPU非搭載の「Core i5-13600KF」が294ドルから。
対応ソケットはLGA1700で、第12世代Coreプロセッサーファミリーから継続。第13世代Coreプロセッサーファミリーに合わせてIntel 700シリーズチップセットも投入されるが、既存の600シリーズチップセット搭載マザーボードとの後方互換性も確保されている。
このほか、最大クロックが6GHzまで拡張された第13世代Coreプロセッサーが、2023年初頭に限定販売される予定となっている。
各モデルの詳細な仕様は以下の通り。
モデル名 | コア数(Pコア+Eコア) | スレッド数 | Pコアベースクロック | Pコア最大クロック | Eコアベースクロック | Eコア最大クロック | 内蔵GPU | EU数 | 最大GPUクロック | ベース電力 | 最大ターボ電力 | 推奨顧客価格 |
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Core i9-13900K | 24(8+16) | 32 | 3GHz | 5.8GHz | 2.2GHz | 4.3GHz | Intel UHD Graphics 770 | 32 | 1.65GHz | 125W | 253W | 589~599ドル |
Core i9-13900KF | 24(8+16) | 32 | 3GHz | 5.8GHz | 2.2GHz | 4.3GHz | - | - | - | 125W | 253W | 564~574ドル |
Core i7-13700K | 16(8+8) | 24 | 3.4GHz | 5.4GHz | 2.5GHz | 4.2GHz | Intel UHD Graphics 770 | 32 | 1.6GHz | 125W | 253W | 409~419ドル |
Core i7-13700KF | 16(8+8) | 24 | 3.4GHz | 5.4GHz | 2.5GHz | 4.2GHz | - | - | - | 125W | 253W | 384~394ドル |
Core i5-13600K | 14(6+8) | 20 | 3.5GHz | 5.1GHz | 2.6GHz | 3.9GHz | Intel UHD Graphics 770 | 32 | 1.5GHz | 125W | 181W | 319~329ドル |
Core i5-13600KF | 14(6+8) | 20 | 3.5GHz | 5.1GHz | 2.6GHz | 3.9GHz | - | - | - | 125W | 181W | 294~304ドル |