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Seagateのゲーム向けSSD「FireCuda 520」がリニューアル

「FireCuda 520」シリーズのリニューアルモデル

 SeagateのPCIe Gen4対応NVMe SSD「FireCuda 520」シリーズのリニューアルモデルが一部ショップに入荷している。今回入荷したのは容量500GBの「ZP500GV3A012」、1TBの「ZP1000GV3A012」、2TB「ZP2000GV3A012」の計3種類。

 店頭価格は順に8,780円、15,280円、28,980円。旧モデルと比較すると、後述する製品仕様のほかに、パッケージイラストや型番が変わっている。

リード/ライト速度などが変わった「FireCuda 520」のリニューアルモデル、TBWは低下

 これらは、PCIe 4.0/NVMeに対応したM.2 2280フォームファクタのゲーム向けSSD。

 2019年に発売された旧「FireCuda 520」と比較すると、インターフェースがNVMe 1.3からNVMe 1.4に変更され、シーケンシャル・ランダム速度などが向上している(2TBモデルのシーケンシャルリードのみ5,000MB/sから4,850MB/sに低下)ほか、消費電力も低下している。一方、耐久性を示すTBWは低下している。

新モデルのパッケージ
旧モデルのパッケージ

 例えば、500GBモデルの場合、シーケンシャルライトは2,500MB/s→3,900MB/s、ランダムリードは430,000IOPS→460,000IOPS、同ライト630,000IOPS→900,000IOPS、アクティブ時の平均消費電力は4.6W→3.8W、合計書き込みバイト数は850TBW→300TBWになっている。

新モデルのスペックシート
旧モデルのスペックシート

 主な仕様は、500GBモデルの転送速度が最大シーケンシャルリード5,000MB/s・同ライト3,900MB/s。1TBモデルの転送速度が最大シーケンシャルリード5,000MB/s・同ライト4,850MB/s。2TBモデルの転送速度が最大シーケンシャルリード4,840MB/s・同ライト4,750MB/s。

各モデルの価格

 TBWは500GBモデルが300TB、1TBモデルが600TB、2TBモデルが1,200TB。MTBFは180万時間。保証期間は5年間で、従来モデルと同じ。

[取材協力:ツクモパソコン本店TSUKUMO eX.パソコンショップ アーク]