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56C/112TのXeon w9-3495Xは約98万円、Intelワークステーション向けCPU「Xeon W-3400」が複数入荷
2023年4月20日 07:05
56コア/112スレッドの「Xeon w9-3495X」や16コア/32スレッドの「Xeon w5-3435X」など、Intel製ワークステーション向けCPUの新規取り扱いがオリオスペックやパソコンショップ アークで始まっている。取り扱いを開始したのは以下の4モデル。
製品名 | コア数 | スレッド数 | TB時最大クロック | ベースクロック | キャッシュ | PBP | パッケージ | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Xeon w9-3495X | 56 | 112 | 4.8GHz | 1.9GHz | 105MB | 350W | バルク(単品購入不可) | 980,540円(CPUクーラー込みの価格) |
Xeon w9-3475X | 36 | 72 | 4.8GHz | 2.2GHz | 82.5MB | 300W | ボックス | 629,800円 |
Xeon w7-3465X | 28 | 56 | 4.8GHz | 2.5GHz | 75MB | 300W | ボックス | 489,800円 |
Xeon w5-3435X | 16 | 32 | 4.7GHz | 3.1GHz | 45MB | 270W | ボックス | 269,800円 |
なお、Xeon w9-3495Xのみバルク品で、CPU単体購入は不可。同店ではNoctuaのCPUクーラー「NH-U12S DX-4677」とのセット価格を案内している(他のパーツとのセットも可能)。
オーバークロックに対応したワークステーション向けCPU
これらは、開発コード名「Sapphire Rapids」で呼ばれるIntelのワークステーション向けCPU「Xeon W-3400プロセッサー」に属するモデル。CPUソケットはLGA4677で、最上位のXeon w9-3495Xではコア数56、スレッド数112というデスクトップ向けCPUを大きく超える性能を備えている。
今回入荷したモデルはいずれもDDR5メモリ対応で、最大メモリサイズが4TB、メモリチャネル数が8となっている。また、Intel XMP 3.0(Intel Extreme Memory Profile 3.0)によるメモリのオーバークロック機能を含めたCPUのオーバークロックを包括的にサポートするという。
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[取材協力:オリオスペックとパソコンショップ アーク]