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ASUSのポータブルゲーミングPC「ROG Ally」の予約スタート

「ROG Ally」

 7型ディスプレイ、Ryzen Z1シリーズプロセッサー、Windows 11を搭載したASUSのポータブルゲーミングPC「ROG Ally」の予約受け付けが6月2日(金)から始まっている。

 モデルは、Ryzen Z1 Extremeを搭載した「RC71L-Z1E512」で、価格は109,800円。発売日は6月14日(水)。なお、ASUS JAPANはRyzen Z1搭載モデル(型番RC71L-Z1512)を夏以降に発売する予定としている。

複数のゲームプラットフォームに対応する小型ゲーミングPC

 ROG Allyは、7型液晶ディスプレイ(解像度1,980×1,080ドット、リフレッシュレート120Hz、グレア)、AMD Ryzen Z1シリーズプロセッサー、Windows 11 Homeを搭載したゲーミングPC。メモリ容量は16GB。ストレージはPCIe 4.0 x4接続SSD 512GB。

 本体のサイズは幅280×奥行き111.38×高さ21.22~32.43mm、質量は約608g。表面にはタッチ対応ディスプレイのほか、ライティング機能を搭載した2つのアナログスティック、A/B/X/Yボタンなどが装備されている。

 同社は複数のゲームプラットフォームへの対応や、小型で軽い本体の自由度の高さについて言及している。プリインストールソフトウェア「Armoury Crate SE」により、Xbox Games Pass、Steam、Epic Games、GOGなどのプラットフォームのゲームを一覧でき、自分の部屋、電車の中、公園など好きな場所で自由にゲームを楽しめるとしている。

 本体の冷却には「ROGインテリジェントクーリングシステム」を採用し、高負荷状態が長く続いても熱を気にせずに使い続けることができるとしている。最大動作音は通常時20dBA、Turboモード時30dBAという。

 Wi-Fi 6E、Dolby Atmos対応オーディオ機能、Hi-Res対応オーディオジャック、Windows Hello対応指紋認証センサーも搭載する。

 バッテリー駆動時間約10.2時間で、「ヘビーゲームのプレイ可能時間は最長約2時間」とのこと。充電についてはUSB PD(65W)に対応し、「約30分で50%まで充電」できるとしている。

「ROG Ally Travel Case」
「ROG Gaming Charger Dock」

 また、アクセサリー(別売り)として、持ち運び時の衝撃や傷などからROG Allyを守るというケース「ROG Ally Travel Case」(6月14日発売)、HDMIポートや最大約65W出力のUSB Type-Cポートなどを装備する充電器「ROG Gaming Charger Dock」(夏発売予定)の2製品が用意される。

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[取材協力:ソフマップAKIBA パソコン・デジタル館]