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秋葉原でCOMPUTEX気分!未発売製品も多数展示されたThermaltakeのイベントが開催

~「Thermal Camp 2023」イベントレポート

 秋葉原にて、ThermaltakeのPCパーツ製品に触れられる体験型イベント「Thermal Camp 2023」が7月15日(土)に開催された。

 会場はLIFORK AKIHABARA IIで、日本未発売のThemarltake製品も多数展示されていた同イベントの模様を、本稿でお伝えしよう。

COMPUTEX TAIPEI 2023のThermaltakeブースを再現したイベント会場

 会場の中心には組み立て済みの同社PCケースが多数展示。担当者によれば展示しているサンプルなどは6月に台湾で開催された「COMPUTEX TAIPEI 2023」のものを持ってきているとのことで、ブースの雰囲気を感じてもらえるような内容を意識しているとのこと。

 また本イベントオリジナルの展示として、「CTE C750」ケースをベースとした門馬ファビオ氏による「七夕モチーフ」のMOD PCも展示されていた。

会場の様子
七夕モチーフの水冷PC

 未発売ケースとして、国内発売も予定されているMini-ITX対応ケース「Tower 200」を展示。温度情報などを表示できるオプションの3.9インチ液晶パネルキットにも対応している。

 内部レイアウトはマザーボード倒立配置で、PCI拡張カードが縦向きに搭載できるので「重量のあるビデオカードでもサポートステー不要でPCIeスロットの破損を気にせずに使える」のがポイントとのこと。

 また未発売/国内発売予定の製品として、「Ceres 300 TG ARGB」も展示。

 「Ceres 500 TG」の小型版にあたる製品だが、E-ATX(幅13インチまで)にも対応するなど拡張性は継承されており、オプションの液晶パネルキットにも対応する。

反転ファンにもできるブレード交換可能なケースファン「SWAFAN」シリーズ

 PCケースだけでなく、ブレード交換可能なケースファン「SWAFAN」シリーズも展示。

 発売済みの「SWAFAN 12/14 RGB」や「SWAFAN EX12/14 RGB」だけでなく、未発売のモデルも展示されていた。

SWAFAN GT12/14

 注目モデルは120mmと140mmサイズの「SWAFAN GT12/14」で、その他のSWAFANシリーズと異なりRGBライティングには非対応ながら、LCP(液晶ポリマー)樹脂製のブレードを採用した性能重視の設計となっている。

 反転ブレードが付属しており、SWAFANシリーズのため取り外して清掃することも可能。同社ではLCPブレード採用の「TOUGH FAN」シリーズもラインナップしているが、ブレード形状が異なるため性能もまた異なっているとのこと。年内にも国内発売が予定されているという。

ハードチューブ曲げ体験なども

 会場では、門馬ファビオ氏による本格水冷ハードチューブの折り曲げ体験も開催。

 同社ATX電源のテスター検証体験や、同社製品の「CYCLEDESK 100」を使った、自転車シミュレーションによる台湾観光体験も実施されていた。