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“殻割りCPU”専用のEKWB製水冷クーラーが近日発売、第14世代Core対応

EK-Nucleus AIO CR360 Direct Die D-RGB - 1700

 殻割り済みCPU専用のEKWB製簡易水冷CPUクーラー「EK-Nucleus AIO CR360 Direct Die D-RGB - 1700」が近日発売予定だ。

 3月下旬発売予定で、オリオスペックにはサンプルが入荷している。EKWB公式サイトの価格は42,800円。

殻割りCPU専用の簡易水冷クーラー

 360mmラジエーターを採用したダイレクトダイ冷却専用の簡易水冷CPUクーラー。IHSを取り外した“殻割り”状態のLGA1700の第12/13/14世代Coreプロセッサーとの組み合わせにのみ対応する。

 EKWBでは、本格水冷環境が必要とされていたダイレクトダイ冷却に、本製品によって手頃に参入できるとしている。

 ポンプブロックには骸骨エンブレムが配置され、LEDライティングも備える。バックプレートやダイガードなどの主要パーツは独OCerのDer8auer氏との共同開発としている。

 なおIHSの取り外しはIntelの保証対象外の行為となるほか、破損に繋がる可能性もあるため注意が必要。

 付属ファンはARGBライティングに対応した「EK-Loop Fan FPT 120 D-RGB」で、回転数が550~2,300rpm±10%、風量72CFM、騒音値36dBA。EK-OmniLink対応でデイジーチェーン接続が可能なのも特徴。

 パッケージには液体金属グリス「Thermal Grizzly Conductonaut」も付属する。なお殻割りツールは付属しないため別途用意が必要で、EKWBでは同社製ツールの使用を推奨している。

 サイズはラジエーターが400×124×27mm、ポンプユニットが82×63×61.6mm。チューブ長さは400mm。

[取材協力:オリオスペック]