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初代PlayStationのISAバス用開発ボードが入荷、CD-ROMエミュレーターなども

PlayStationボード「DTL-H2700」

 ソニーのゲーム機「PlayStation」の開発者向け拡張ボードが、家電のケンちゃんに入荷。

 今回入荷したのは中古品や「保守用で未使用っぽい」もので、取材時点では「24日(土)から販売予定」(同店)という話でしたが、同店スタッフの原田氏Xアカウントによると、23日(金)に売り切れてしまったようです。

 ラインナップは、PlayStationボード「DTL-H2700」、グラフィックスアーティストボード「DTL-H201A」、サウンドアーティストボード「DTL-H800」、CD-ROMエミュレーター「DTL-S2020」、コントローラーボックス「DTL-H2080」。

 メインとなるPlayStationボードは基板×3枚構成のISAバス用大型ボード。別売りのCD-ROMドライブ「DTL-H2510」と組み合わせることで、IBM PC/AT互換機上でPlayStation実機と同等の性能を実現できるようです。

PlayStationボード「DTL-H2700」

 グラフィックスアーティストボード「DTL-H201A」は、RGBやS映像出力などに対応したボード。

 サウンドアーティストボード「DTL-H800」はS/PDIF端子を備えたボード。

 CD-ROMエミュレーター「DTL-S2020」は、HDD上でCD-ROMドライブのエミュレーションが可能になるというボード。製造時期によって実装パーツが異なるらしく、DIPスイッチが搭載されているモデルもあります。

 コントローラーボックス「DTL-H2080」は、市販のPlayStation用コントローラーやメモリカードを接続するためのアダプタ。PlayStationボード「DTL-H2700」とこの製品を専用のケーブルで接続して使用します。