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NZXTの新型水冷クーラー「Kraken Elite(2024)」が登場、2.72型円形IPS液晶を搭載
2024年10月25日 14:05
2.72型円形IPS液晶搭載の簡易水冷CPUクーラー「Kraken Elite(2024)シリーズ」が発売された。ラインナップは、光らない通常ファン搭載製品と、RGB LEDファン搭載製品の2つ。
前者は、サイズカテゴリが360mmサイズの「Kraken Elite 360 RGB」、280mmサイズの「Kraken Elite 280 RGB」、240mmサイズの「Kraken Elite 240 RGB」の3製品で、各製品の本体カラーはホワイト、ブラックの2種。価格は48,180円~58,180円。
後者は、サイズカテゴリが360mmサイズの「Kraken Elite 360」、240mmサイズの「Kraken Elite 240」の2製品で、各製品の本体カラーはブラックのみ。価格は43,679円~53,680円。
1本のケーブルで配線できるNZXTの新型簡易水冷CPUクーラー
Kraken Eliteシリーズは、AMD CPUとIntel CPUのCPUソケットに対応した冷却装置。簡易水冷CPUクーラーの新製品とし、液晶の大型化や冷却性能の向上など従来モデルから大幅にパワーアップしたとしている。
従来のKraken Eliteシリーズに対して新しいKraken Eliteシリーズでは、円形液晶のサイズを2.36型から2.72型に大型化したなどとしている。内蔵ポンプは第7世代Asetek製ポンプから新開発のNZXT Turbine Pumpに変更して冷却性能を最大10%向上したという。
制御用コネクタの搭載場所をヘッドからラジエータに移動することでヘッド周りのデザイン性を向上させたという。また、RGB LEDファン搭載モデルにおいて最新の一体型RGB LEDファンを採用したとのこと。
液晶については、ヘッド部分に640×640ドット表示の2.72型円形IPS液晶を搭載し、システム情報などの各種情報を表示できるとしている。簡易水冷CPUクーラーとしては高速な60Hzのリフレッシュレートで表示を行うことで、大変なめらかな描画を実現したという。視野角も広く、PCの外から斜めに液晶を見ても表示内容が見辛くなることはないとのこと。
ポンプについては、CoolIT Systemsと共同開発を行ったNZXT Turbine Pumpを搭載したとし、動作していることを感じさせないほどの静音性と大流量化を実現したとしている。
RGB LEDファン搭載モデルの一体型RGB LEDファンについては、搭載しているのは最新のF RGB Core シリーズで、ファン同士の繋ぎ目がないためデザイン性が高いとし、フレームの側面も光る仕様のため美しいライティングが行えるとしている。1本のケーブルで配線でき、煩雑になりがちな簡易水冷CPUクーラーの配線を大幅に簡略化しているとのこと。
主なスペックは、対応CPUソケットがIntel LGA1851/1700/1200/1156/1155/1151/1150、AMD Socket AM5/AM4、対応CPUがIntel Core i9/i7/i5/i3、Pentium、Celeron、AMD Ryzen 9/7/5/3、ポンプ一体型水冷ヘッドのサイズが直径93.5mm×高さ65mm(チューブ接続部を除く)、チューブの長さが420mm、動作寿命が60,000時間。
[取材協力:ツクモパソコン本店とTSUKUMO eX.]