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SamsungのPCIe 5.0 SSD「9100 PRO」にヒートシンク搭載モデル、本体厚は8.8mm

「9100 PRO with Heatsink」

 最大シーケンシャルリード14,800MB/秒を実現したSamsung製NVMe SSD「9100 PRO with Heatsink」が登場。ラインアップは1TB(MZ-VAP1T0C-IT)、2TB(MZ-VAP2T0C-IT)、4TB(MZ-VAP4T0C-IT)の3種類。

 店頭価格は順に29,980円、46,980円前後、86,980円。

PlayStation 5でも利用可能というヒートシンクを標準搭載したPCIe 5.0対応M.2 SSD

 9100 PROは、PCIe 5.0 x4接続に対応したM.2 SSD。2025年3月に発売された「980 PROシリーズ」のバリエーションモデルで、SSD自体に変更はなく、PlayStation 5でも利用できるというヒートシンクを標準で装備しているのが主な違い。

 前世代のPCIe 4.0の2倍高速なPCIe 5.0インターフェイスをサポートしたとしており、また、前世代の990 PROと比較して最大99%のパフォーマンス向上を実現したとしている。

 9100 PRO 4TBのシーケンシャル読み出し速度は14,800MB/秒としている。990 PRO 4TBのシーケンシャル読み出し速度は7,450MB/秒とのこと。また、ランダム読み出し速度とランダム書き込み速度もそれぞれ最大2,200K IOPSと2,600K IOPSに向上したとしている。

 強化された熱管理ソリューションにより、前モデルと比較して電力効率が49%向上したとしている。9100 PRO 2TBのシーケンシャル読み出しおよび書き込みの電力効率は、それぞれ1ワットあたり1,822MB/秒および1,703MB/秒という。990 PRO 4TBのシーケンシャル読み出しおよび書き込みは、それぞれ1ワットあたり1,221MB/秒および1,255MB/秒とのこと。

 外形寸法(L×W×H)は80.15×22.15×8.88mm。キャッシュメモリ(LPDDR4X)の容量は1TBモデルが1GB、2TBモデルが2GB、4TBモデルが4GB。MTBFは150万時間。TBWは1TBモデルが600TB、2TBモデルが1,200TB、2TBモデルが2,400TB。保証期間は5年。

[取材協力:ツクモパソコン本店IITSUKUMO eX.パソコン工房 秋葉原パーツ館]