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ASUSの最強ゲーミングスマホ「ROG Phone 9」が発売、店頭展示もスタート
豊富なAI機能やカスタマイズ可能な「AniMe Vision」LEDを搭載
2025年4月4日 10:05
Snapdragon 8 Eliteと6.78インチAMOLEDスクリーンを搭載したハイエンドゲーミングスマートフォン「ROG Phone 9」シリーズがASUSから発売。
店頭価格は、12GBメモリ/256GBストレージの「ROG Phone 9」ファントムブラック(ROG9-BK12R256)とストームホワイト(ROG9-WH12R256)が159,800円、24GBメモリ/1TBストレージの「ROG Phone 9 Pro Edition」(ファントムブラックのみ/ROG9PRO-BK24R1T)が239,800円。
ソフマップAKIBA パソコン・デジタル館ではROG Phone 9の実機展示もスタートしている。
Snapdragon 8 Elite搭載のゲーミングスマートフォン
ROG Phone 9シリーズは、SoCにSnapdragon 8 Eliteを採用したゲーミングスマートフォン。Snapdragon 8 Eliteと最大24GBのLPDDR5Xメモリ、最大1TBのUFS 4.0ストレージ、前モデルから20%強化されたという熱設計で、ゲーミングノートPCに匹敵する性能の実現を謳っている。
統合管理アプリ「Armoury Crate」対応のほか、アイテムの自動収集やスキルを自動的に上げることができる「X Sense 3.0」や、ゲーム内に表示されたテキストを認識して攻略情報を検索したり、日本語翻訳したりできる「AI Grabber」など、ゲームプレイで便利な約26個のアシストツール(一部は対応ゲームのみ動作)を使用できるという「Game Genie」機能の搭載も特徴。
搭載スクリーンはSamsung製2,400×1,080ドットAMOLEDパネルで、1~120HzのLTPO可変リフレッシュ動作に加え、Game Genieから設定すれば最大185Hzでの動作も可能となっている。
最大輝度は2,500nitで、HDR10表示に対応。DCI-P3比107.37%の色域とΔE<1の色精度で、正確な画面表示を謳う。
本体背面には、ROGゲーミングノートPCなどにも搭載されている、カスタマイズ可能な「AniMe Vision」LEDを搭載。ROG Phone 9は85個、ROG Phone 9 Proでは648個のLEDで、時計や天気、バッテリー残量などをアニメーションで表示できる。
数量限定パッケージであるROG Phone 9 Pro Editionでは、ROG Phone 9 Pro本体に加えて、ファンブレードなどが強化された外付けクーラー「AeroActive Cooler X Pro」も付属。同クーラーにはサブウーファーも内蔵されており、2.1chサウンドを実現できるのも特徴。
また本体側もSoCを筐体中央に配置することで、クーラーでの効果的な冷却を実現しているという。
搭載OSはいずれもAndroid 15(ROG UI)。インターフェイスも共通で、USB 2.0 Type-C(下部)、USB 3.1 Type-C(側面)、nanoSIMスロット×2/eSIM×1、マイク/ヘッドホンコンボジャック(Dirac Virtuo空間オーディオ対応)、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、5G NR/LTE/W-CDMA/GSM/EDGEなど。
バッテリー容量は5,800mAhで、22時間の動画視聴が可能なほか、ヘビーなゲームでも4.5時間プレイできるとしている。急速充電は最大65W対応で、ワイヤレス15W充電もサポートする。
本体サイズは163.8×77×8.9mmで、重量は227g。
[取材協力:ソフマップAKIBA パソコン・デジタル館]