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Retina解像度で28,800円、国内向けの格安タブレットが店頭販売中

ONKYOの9.7インチモデル

 いわゆるRetina解像度の液晶を搭載しながら価格が28,800円と安価な国内向けAndroidタブレットが店頭販売中だ。

 オンキヨー製の9.7インチモデル「TA09C-B41R3」で、解像度は2,048×1,536ドット、液晶サイズと解像度はちょうど第3世代iPadと同等だ。

 製品自体は3月から同社直販で売られているものだが、店頭販売を確認したのは初。実売価格は28,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

安価な高解像度タブレット

 この製品は2,048×1,536ドット、4:3の液晶ディスプレイを搭載したAndroid 4.1タブレット。CPUはCortex-A9のデュアルコアで1.6GHz駆動、SoCはRockchip RK3066。メモリは1GBで、ストレージ容量は16GBだ。

 高解像度のAndroidタブレットとしては1,920×1,200ドット/10.1インチのXperia Tablet ZAcer ICONIA TAB A700が国内向けに出ているが、これらは実売価格約4.5~6万円と高価。また、2,560×1,600ドット/10インチのNexus 10や3万円割れの中華タブレットも出ているが、これらは今のところ直輸入扱いのみ。国内向けの廉価品、という点で興味深い製品だ。

 製品に搭載されているデバイスは、IEEE 802.11b/g/n対応の無線LANやBluetooth 3.0、200万画素のフロント/リアカメラやステレオスピーカー、加速度センサー、microSDスロットなど。重量は660gで、動作時間は公称9.5時間。Google Playは非搭載で、代わりのマーケットアプリとしてTapnowマーケットがプリインストールされている。

 販売しているBUY MORE秋葉原本店では、「店頭展示も検討中」とのこと。

[撮影協力:BUY MORE秋葉原本店]

オンキヨー TA09C-B41R3