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11ac対応タブレットが直輸入、合体スマホ「PadFone」の最新版

液晶は2画面ともフルHD、LTEも対応

 “合体スマホ”ことASUS「PadFone」の新モデルが登場、IEEE 802.11ac対応の無線LANやフルHD液晶、最新のSnapdragonを搭載、LTEにも対応する「PadFone Infinity」がJan-gle 秋葉原本店で販売中だ。

 販売されているのは、同店が直輸入したストレージ32GBモデルの海外版で、実売価格は99,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

スマートフォンもフルHD、タブレットもフルHDLTEにも対応

 PadFone Infinityは、Android 4.1搭載スマートフォンの「PadFone Infinity」と、ドッキングステーションの「PadFone Infinity Station」とで構成される端末。

 従来のPadfoneシリーズと同様に、スマートフォン単体で使ったり、ドッキングステーションと接続してタブレット端末として使ったりできる製品で、今モデルではディスプレイとCPUが強化されている。

 前モデルの「PadFone 2」との比較では、スマートフォンのディスプレイが4.7インチ/1,280×720ドット→5インチ/1,920x1,080ドット、CPUがSnapdragon S4 Pro APQ8064 1.5GHz→Snapdragon 600 1.7GHz、ドッキングステーションのディスプレイ解像度が1,280×800ドット→1,920×1,200ドットと、それぞれ向上している。ドッキングステーションのディスプレイサイズは10.1インチ。

 また、タブレットではまだ搭載例がほとんど無いIEEE 802.11ac準拠の無線LANを搭載するほか、NFCも用意。機能面の強化も図られている。

 メモリ容量は2GB。ストレージ容量は32GBと64GBの2種類が用意される。本体サイズ/重量は、スマートフォンが143.5×72.8×8.9mm/145g、ドッキングステーションが264.6×181.6×10.6mm/532g。

 パッケージ表記に表記されているスマートフォンの主な搭載機能は、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Wi-Fi Direct、Bluetooth 4.0、NFC、Micro-USB、AGPS/GLONASS。このほか、グローバルサイトの製品情報では、1080p映像出力にも対応したMyDP(SlimPort)も搭載するとされている。

 SIMカードはnanoSIMタイプに対応。パッケージ表記では、対応通信規格はEDGE/GPRS/GSM 850/900/1,800/1,900MHz、WCDMA 900/2,100MHz、LTE 800/1,800/2,100/2,600MHzとされている。ただし、技適マークの有無は不明で、国内での対応状況なども未確認。

 カメラ機能は、スマートフォンが前面2メガピクセル/背面13メガピクセル、ドッキングステーションが前面1メガピクセル。

 バッテリー容量は、スマートフォンが2,400mAh、ドッキングステーションが5,000mAhで、バッテリー持続時間は、スマートフォン単体では通話19時間、スタンバイ410時間、ドッキングステーション接続時では通話40時間、スタンバイ920時間。

[撮影協力:Jan-gle 秋葉原本店]

ASUS PadFone Infinity