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6インチ超の巨大スマホに2モデル目、しかも16コアGPU

 16コアもあるGPUを搭載、しかも本体サイズが6インチ超、という変わったスマートフォンが直輸入、イオシス アキバ中央通店が販売中だ。

 Huaweiの「Ascend Mate(MT1-U06)」という製品で、SIMフリーの海外版。実売価格は54,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。カラーはブラックとホワイトの2種類だ。

 ディスプレイサイズが6インチを超える大型スマートフォンとしては、今月上旬に登場した6.3インチのSamsung製「GALAXY Mega」に続く製品となる。

16ものコアがあるGPUを搭載

iPhone 4Sと比較

 今回のAscend Mateは、ディスプレイサイズは6.1インチと、GALAXY Megaより小さいものの、CPUなどのスペックが高いのが特徴。GALAXY Megaが1.7GHzのデュアルコアCPUと1.5GBメモリを搭載していたのに対し、Ascend Mateには1.5GHzのクアッドコアCPUと2GBメモリが搭載されている。

 搭載CPUは、4個のCortex-A9コアと16個のGPUコアを内蔵するというハイスペックのHiSilicon K3V2。なお、同CPUは、国内キャリアではイー・モバイルの「STREAM X」(端末メーカーはHuawei)などでの採用例がある。

 また、片手操作向けのUI「One-Hand」が搭載されているのも特徴。画面の右下または左下にキーボードやダイヤルパッドが小さく表示されるので、片手で持った状態でもキー入力が行なえる。

 ただし、搭載OSは、GALAXY MegaのAndroid 4.2より前のバージョンのAndroid 4.1。無線LAN機能もGALAXY MegaがIEEE 802.11acだったのに対し、Ascend MateはIEEE 802.11a/b/g/nとなっている。

 本体サイズは高さ163.5×幅85.7×奥行き9.9mm、重量は198g。ディスプレイ解像度は1,280×720ドット。ストレージ容量は16GB。

 主な搭載機能は無線LAN、Wi-Fi Direct、Bluetooth 4.0+EDR/LE、リアカメラ(8メガピクセル)、フロントカメラ(1メガピクセル)、USB、ジャイロセンサー。対応通信規格はUMTS 850/900/1,700/1,900/2,100MHz、GSM 850/900/1,800/1,900MHz。

[撮影協力:イオシス アキバ中央通店]

Huawei Ascend Mate