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NVIDIAのAndroid搭載ゲーム機「SHIELD」が直輸入

Wi-Fi経由でPCゲームもプレイ可能

 Tegra 4やAndroid OSを搭載したNVIDIAのゲームデバイス「SHIELD」が輸入品で登場、Jan-gle 秋葉原本店で海外版が販売中だ。同店が直輸入したもので、実売価格は49,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

Wi-Fi経由でPCゲームのプレイも可能

 SHIELDは、マルチタッチ対応の5インチディスプレイ(1,280×720ドット)や、クアッドコアプロセッサのTegra 4、Android OSを搭載したゲーム用端末。クラムシェル型の本体を開くと、手前がゲームコントローラ、奥がディスプレイという配置になる。

 これまでにもゲーム機型のAndroid端末は登場しているが、SHIELDのコントローラは十字ボタンと2つのアナログスティックを備えるという、Xboxコントローラを彷彿させる本格的なデザインだ。Android OS用のホームボタンやバックボタンも装備されている。

 対応ゲームについては、Android用ゲームがプレイできるほか、SHIELD向けに最適化されたタイトルも用意。さらに、現在はベータ版だが、GeForce GTXシリーズ搭載PCにWi-Fi経由でアクセスし、PCゲームをSHIELDでプレイできるという機能も備えている。

 後者の機能については遅延が気になるところだが、同社によれば「SHIELDが搭載するゲーム向けWi-Fi機能と、GeForce GTXの高いパフォーマンスにより非常に低いレイテンシを実現しており、快適にプレイできる」という。搭載する無線LAN機能はIEEE 802.11n準拠で、Android端末としては珍しいデュアルアンテナ構成(送信×2、受信×2)だ。

 本体サイズは幅158×奥行き135高さ57mm、重量が579g。本体にはステレオスピーカーも内蔵されている。メモリ容量は2GB、ストレージ容量は16GB。

 なお、搭載OSについては「Android Jelly Bean OS」とされており、バージョンは非公開。

 主な搭載機能・インターフェイスは無線LAN(IEEE 802.11n)、Bluetooth 3.0、GPS、Mini HDMI、Micro USB、microSDカードスロット、ヘッドホンジャック、ジャイロセンサー、加速度センサー。

[撮影協力:Jan-gle 秋葉原本店]