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GIGABYTE版NUC「BRIX」が発売、NUCより小型でCore i7モデルも

 Intelの「NUC」より小型、しかもCore i3/i5/i7モデルが選べるGIGABYTEの小型PC自作キット「BRIX」が発売された。

 CPUはいずれもIvy Bridgeベースで、実売価格は、Core i3-3227U搭載モデル「GB-XM12-3227」が36,980円前後、Core i5-3337U搭載モデル「GB-XM11-3337」が49,980円前後、Core i7-3537U搭載モデル「GB-XM1-3537」が59,980円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 入荷は未確認だが、Celeron 1037U搭載モデル「GB-XM14-1037」もラインナップされている。

搭載マザーボードのサイズは100×105mm

 BRIXは、本体サイズが29.9×107.9×114.6mmという超小型PC自作キット。

 同種の超小型PC自作キットとしては、NUCマザーを採用したIntel製キット(39×116.6×112mm)もあるが、BRIXはそれよりコンパクトで、さらにIntel NUCにはないCore i7搭載モデルが用意されているのも特徴。

 ちなみに、搭載マザーボードのサイズは100×105mmとされており、NUCのフォームファクタであるUCFF(100×100mm)より大きい。

 搭載チップセットはCoreモデルがIntel HM77 Express、CeleronモデルがIntel NM70 Express。CPUとチップセット以外のスペックは4モデルでほぼ共通。

 なお、ドライブベイは非搭載。マザー上にはSSD用のmSATAスロットや、無線LANモジュール向けのMini PCIeスロット(ハーフサイズ)が用意されている。メモリスロットはSO-DIMM×2(DDR3-1600、最大16GB)。

 本体背面にはMini DisplayPort、HDMI、Gigabit Ethernetといった端子が装備。また、前面と背面にUSB 3.0ポートが各1基用意されている(CeleronモデルはUSB 2.0ポート)。

 電源は付属のACアダプタ(19V/3.42A)。本体を液晶ディスプレイの裏面などに設置するためのVESAマウントブラケットも付属する(75×75mm、100×100mmに対応)。

NUCとの比較
左はNUC
左はNUC
下はNUC

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館ツクモパソコン本店ソフマップ 秋葉原 リユース総合館BUY MORE秋葉原本店]

GIGABYTE BRIX