新リビジョンのZ87チップセットが登場、マザーボードが販売中

　Z87チップセットなどの新リビジョン「C2」を搭載したマザーが流通開始、数製品のマザーボードが販売中だ。

　現時点で確認したのは、ASRockとASUSの製品だが、他メーカーの製品も順次切り替わっていくものと思われる。

新リビジョンに変更

　Intelが公開している資料「Product Change Notification 112101-00」によれば、C2ステッピングでの修正点は「USB 3.0に関する問題」。これまでのC1ステッピングでも特に重大な不具合は報告されておらず、おそらくドライバなどで対応できる範囲のものと思われるため、深刻にとらえる必要はないが、「C2になった」ということは覚えておいてもいいかもしれない。

　なお、販売を確認したのはASRockの多数のモデルと、今週から発売されたASUSのR.O.G.最新モデル「MAXIMUS VI GENE」。

　ASRockの製品ではパッケージの目立つところに「C2」のラベルが貼ってあり、ASUSの製品ではパッケージ裏面に「Intel 8 Series Chipset C2」と記された小さなロゴが貼られているのが見分け方。ASRockの製品は、H87やB87のC2モデルも販売されている。

　価格に関しては特に変わらず、C1リビジョンとC2リビジョンを混在して販売している例もあったため、「C2リビジョンが特にほしい」という場合はラベルなどを特に確認してから購入するのがいいだろう。なお、他社のC2モデルについても順次登場、切り替わっていくものと思われる。

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館]