ニュース

「新生FFXIV」がついに発売、コレクターズ・エディションはほぼ完売

 サービスの不出来で一旦終了、全面的に作り直したスクウェア・エニックスの大型MMORPG「ファイナルファンタジーXIV」の新生版「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」(以下、新生FFXIV)がついに発売された。

 発売されたのはPC版、PlayStation 3版の通常版とコレクターズ・エディションで、都合4製品。大手量販店や自作ショップの多くで販売中だ。

 ただし、様々な特典が付属するコレクターズ・エディションは予約でほぼ完売。PlayStation 3版のみソフマップなど一部ショップで在庫があった。実売価格は通常版が3,680~3,980円、コレクターズ・エディションが8,980円。ゲーム自体は月額課金で、利用料金は30日1,344円など(パッケージには30日の無料プレイ権が付属)。

 店頭での売れ行きは良いようで、朝から来店する購入希望者もいたという。

全て作りなおした「新生版」

 旧FFXIVは2010年9月にサービスイン、深夜販売まで行われるなど期待が集まっていたが、サービスの不出来で同12月には制作体制を一新。「全て作り直す」という決断のもと、昨年には旧サービスを終了して「新生FFXIV」のテストを開始、アルファテストやベータテストなど、様々なテストを経ての再スタートとなった。スクウェア・エニックスではもちろん内容に自信があるようで、「オープンベータテストで40万人超の方がプレイしていただけている」「非常に好調な滑り出しといえるのではないか」(プロデューサー/ディレクターの吉田氏)などと話している

 PCでの必要動作環境は32bit/64bitのWindows Vista/7/8で、CPUはCore 2 Duo 3GHz(推奨環境はCore i5 2.66GHz)、メモリは2GB(同4GB)、HDD容量は20GB、画面解像度は1,280×700ドット(同1,920×1,080ドット)以上など。ビデオカードについては推奨環境として「GeForce GTX 660以上 / Radeon HD 7950以上」と明示されている。スクウェア・エニックスでは「ハイスペックな環境はもちろん、ロースペックな環境でも快適にプレイできる」としており、発売記念発表会では4Kディスプレイでのデモ(GeForce GTX TITAN 3枚差し)まで披露している。

 スクウェア・エニックスでは、動作環境の確認用にベンチマークテストも公開中だ。

[撮影協力:ツクモパソコン本店ソフマップ 秋葉原 リユース総合館ソフマップ 秋葉原 本館]

スクウェア・エニックス ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア