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Haswellの最上位GPU「Iris Pro 5200」搭載ノートPCが展示中

CPUはeDRAM搭載のCore i7-4750HQ

 Haswell内蔵GPUの最上位「Iris Pro Graphics 5200」を搭載した製品が初登場、Core i7-4750HQを搭載したマウスコンピューター製14インチノートPC「NEXTGEAR-NOTE i200」シリーズの展示が、同社ダイレクトショップのG-Tune : Garage 秋葉原店(ブロックD2-[f2])で始まった。

 同店では予約の受け付けも行なわれている。予価は、メモリ8GB/HDD 500GBの「NEXTGEAR-NOTE i200BA1」が109,860円、メモリ16GB/SSD 128GB/HDD 1TBの「NEXTGEAR-NOTE i200SA1」が129,990円、メモリ16GB/SSD 256GB/HDD 1TBの「NEXTGEAR-NOTE i200GA1」が139,860円。

ビデオメモリとしてeDRAMがパッケージ内に搭載

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左側面の様子
右側面の様子

 Haswellでは、6月の製品発表当初、内蔵GPUにHD Graphics 4000/5000シリーズのほか、新ブランドの上位モデル「Iris Graphics」が採用されるとされていたが、その搭載製品が店頭に登場したのは初めてだ。

 Iris Pro Graphics 5200は、Haswell内蔵GPUの最上位モデル。ビデオメモリとしてeDRAMがパッケージ内に搭載されているのが特徴で、Intelによれば同GPUを内蔵したデスクトップPC向けCPUのCore i7-4770Rでは、Ivy Bridge世代のCore i7-3770K(HD Graphics 4000)との比較で、パフォーマンスが約3倍にアップしているという。

 また、IrisブランドのGPUとしては、下位モデルの「Iris Graphics 5100」もラインナップされている。

 ただし、Iris Pro Graphics 5200搭載CPUは、デスクトップPC向けモデルもLGA1150パッケージではなくBGAパッケージとして供給され、単体では販売されないという。

 NEXTGEAR-NOTE i200シリーズに搭載されているCore i7-4750HQは、Iris Pro Graphics 5200を内蔵したモバイル向け4コア/8スレッド対応CPU。主なスペックは、クロックが通常2GHz、Turbo時最大3.2GHz(1コア動作)、キャッシュ容量6MB、最大GPUクロック1,200MHz、TDP 47W。

 なお、モバイル向けCPUのラインナップとしては、最上位のCore i7-4950HQ(通常クロック2.4GHz、Turbo時最大3.6GHz)、その下位のCore i7-4850HQ(2.3GHz、3.5GHz)もある。

 NEXTGEAR-NOTE i200シリーズの搭載チップセットはIntel HM87 Express。ディスプレイはノングレアタイプの14インチサイズで、解像度は1,920×1,080ドット。本体サイズは幅340×奥行き253×高さ20.9mm、重量は約1.8kg。プリインストールOSはWindows 8 64bit。

 主な搭載機能はMini DisplayPort出力、HDMI出力、Gigabit Ethernet、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、Bluetooth 4.0+LE、USB 3.0(3ポート)、Webカメラ(100万画素)、メモリーカードリーダー、HDオーディオ。

[撮影協力:G-Tune : Garage 秋葉原店(ブロックD2-[f2]

マウスコンピューター NEXTGEAR-NOTE i200