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iPhone 5で2回線を随時切り替え、デュアルSIMになるケースが登場
「音声通話とMVNO」「2つの電話番号」など
(2013/9/28 00:18)
iPhone 5をデュアルSIMで使えるというケースが登場、「iPhone5用2SIM搭載アダプタケース(IP52SIM8)」がサンコーから発売された。
2枚のSIMを切り替えて使うことができるため、2つの電話番号を切り替えて使ったり、「音声通話用回線と通信用回線」のように用途にあわせて切り替え利用できるという。また、SIMフリー版iPhone 5であればキャリアを切り替えて使ったりできるとも思われる。実売価格は3,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
製品は海外版パッケージに同社のラベルが貼られたもので、パッケージには「iMOVE!」「Dual Card Dual Standby Case」などの文字がプリントされている。
用途にあわせてSIMを切り替え利用可能「音声通話とMVNO」「2つの電話番号」など
この製品は、iPhone 5のSIMカードスロットを増設、2枚のSIMカードを随時切り替えて使えるケース。
ケースの内側にはmicroSIMカード端子付きのケーブルが用意されており、これをiPhone 5のSIMスロットに装着してからケースにセットすることで準備は完了。ケース下部にある2基のmicroSIMスロットのそれぞれにSIMカードを装着し、iPhone 5で切り替えて使用できるようになるという。
使用するSIMカードの切り替えはiOSの「SIM App」画面からでき、いわゆるJailbreakは不要とされる。動作検証も行なっており「香港版iPhone 5にてb-mobileとNTTドコモのSIMカードで通話できることを確認した」とのこと。また、詳細は不明だが「時間を設定して自動的にSIMカードを切り替える」といったこともできるとか。
用途については、「音声通話用と格安MVNOデータ通信用を分ける」「海外用のSIMと国内用のSIMを入れておく」「2つの電話番号を切り替えて使う」といったアイデアをサンコーが提示しているほか、SIMカードの性質上「キャリアを随時切り替えて使う」といったこともできそうだ。ただし、2枚のSIMはあくまでも「切り替え利用」で、同時利用にならない点、使えるSIMカードは本体のSIMロック状況に左右される(SIMフリー端末でなければ使えるSIMカードが制限される)点などには要注意。
なお、製品情報やニュースリリースには「iPhone 5などで使える」旨の記述があるが、iPhone 5以外の対応機種は不明。
本体サイズは幅60×奥行き126×高さ10mm、重量は23g。付属品はnanoSIM-microSIM変換アダプタ(1個)と日本語マニュアル。