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東芝製のハイブリッドHDDが店頭初登場

「従来HDDより3倍高速化」

 東芝製のハイブリッド2.5インチHDDが店頭初登場、9.5mm厚の容量1TBモデル「MQ01ABD100H」のバルク品が販売中だ。

 8GBのSLC NANDフラッシュを搭載した製品で、実売価格は10,400円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

「従来HDDより3倍高速化」

 MQ01ABD100Hは、8GBのSLC NANDフラッシュを搭載することで、リード/ライト性能を高めたという6Gbps SATA対応の2.5インチHDD。

 内部転送速度は非公表だが、同社は「当社製HDDのMQ01ABD100Hと比べ約3倍高速化」「アプリケーション起動時間を40%程度短縮することが可能」などと、高速性をアピールしている。

 主なスペックは、ディスク回転速度5,400rpm、ディスク枚数2、ヘッド数4、バッファ容量32MB、消費電力が起動時4.9W、リード時3.3W、ライト時3W、ローパワーアイドル時0.75W、スタンバイ時0.25W、動作音量がアイドル時23dB、シーク時24dB。

 なお、MQ01ABD100Hは、同じく9.5mm厚の750GBモデル「MQ01ABD075H」とともに昨年9月にサンプル出荷の開始がアナウンスされたが、店頭で製品を確認したのはこれが初めて。今回登場した製品には、製造年月は2013年8月と記されている。

 また、同社製のハイブリッドHDDについては、今年6月に7mm厚の500GBモデル「MQ01ABF050H」と320GBモデル「MQ01ABF032H」が新たに発表されている。

[撮影協力:パソコンハウス東映]

東芝 MQ01ABD100H