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Bay Trail-Dの格安マザーが発売、9,800円

Mini-ITX対応

 安価なBay Trail-Dマザーボードが登場、デュアルコアのCeleron J1800を搭載したGIGABYTEのMini-ITXマザー「GA-J1800N-D2H」が発売された。

 実売価格は9,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

Bay Trail-DのCeleron J1800を搭載TDPは10W

 GA-J1800N-D2Hは、デスクトップ向けのBay Trail-DことCeleron J1000シリーズを搭載したMini-ITXマザー。

 搭載CPUは2コア/2スレッドのCeleron J1800。1月に登場したSupermicroの「X10SBA」が搭載していたCeleron J1900(4コア/4スレッド)の下位モデルだが、クロックはCeleron J1800の方が高く、またマザーの実売価格が1万円を切るという手頃さや、ファンレス仕様も魅力だ。

 ただ、X10SBAは4基の6Gbps SATAやmSATAを装備するなどストレージインターフェスが豊富だったが、GA-J1800N-D2Hは2基の3Gbps SATAを備えるのみ。高速SSDの接続や、大容量ストレージの構築を考えている人は要注意だ。

 Celeron J1800の主なスペックは、クロックが通常2.41GHz、ターボ時最大2.58GHz、キャッシュ容量1MB、最大TDP 10W。搭載GPUはHD Graphicsで、GPUクロックはベース688MHz、最大792MHz。

 GA-J1800N-D2Hのスロット数はPCIe x1×1、Mini PCIe×1、DDR3/DDR3L SO-DIMM×2(最大8GB)。ただし、Mini PCIeスロットについては「USB Bluetooth信号をサポートしない」とされている。

 主な搭載機能はHDMI、VGA、Gigabit Ethernet、3Gbps SATA(2ポート)、USB 3.0(I/Oパネル部1ポート)、USB 2.0(I/Oパネル部4ポート、ピンヘッダ2ポート)、7.1チャンネルサウンド。

 また、GIGABYTE独自の品質基準「Ultra Durable」への準拠が謳われており、寿命が5万時間というMOSFETを採用するほか、「新開繊クロス方式」のPCBによる防湿機能、静電気からの保護性能なども持つとされている。

[撮影協力:パソコンハウス東映と東映ランド(ブロックD1-[e5])]

GIGABYTE GA-J1800N-D2H