実売69,980円の格安4K液晶が予約開始、デル製

POPの価格は税別表記

　デルの格安4Kディスプレイ「P2815Q」がいよいよ国内でも発売、5日（水）からツクモパソコン本店で予約の受け付けが始まった。予価は69,980円で、同店では近日中にサンプル展示も行う予定という。

　P2815Qは、28インチの非光沢TNパネルを採用した解像度3,840×2,160ドットの液晶ディスプレイ。

　昨年12月の製品予告時に、4Kディスプレイながら1,000ドルを切る価格が提示されたことで話題となり、現在も米Dellの直販サイトで699.99ドルで販売されている安価のモデルだ。

　昨年12月に店頭に登場したIGZOパネル採用の31.5インチモデル「UP3214Q」と比べると、視野角（垂直/水平）が176度/176度→160度/170度、4K表示時の最大リフレッシュレートが60Hz→30Hzとなるなど、スペックダウンしている部分もあるが、その分価格はUP3214Q（現在のデル直販サイトでは299,980円）の4分の1未満と非常に安い。

　その他のパネルの主なスペックは、画素ピッチ0.16mm、輝度輝度300cd/平方メートル、コントラスト比200万:1（ダイナミックコントラスト）、応答速度5ms（GTG）。バックライトはLED。

　本体サイズは高さ435.3×幅661.3×奥行き204.1mm（スタンド含む）。重量は7.8kg（スタンド/ケーブル含む）。スタンドは高さ調節（115mm）やチルト、スイベル、ピボットが可能。映像入力端子はDisplayPort、Mini DisplayPort、HDMI（MHLサポート）。DisplayPort出力やUSB 3.0（4ポート）も備える。

　なお、14日（金）と15日（土）にJR秋葉原駅（電気街口改札内イベントスペース）で、P2815Qなどが体感できるというイベントが開催されるほか、抽選で1名に3Dプリンタをプレゼントするキャンペーン（3月7日（金）～4月30日（水））も実施される。

[撮影協力:ツクモパソコン本店]