ニュース

Crucialの格安SSD「MX100」が発売、512GBで実売2.4万円

Marvell製コントローラー+MLC NAND採用

(6/7 15:19更新)製品写真を追加。
(6/6 19:44更新)並行輸入品の話を追記。
(6/6 15:27更新)販売を確認。

 512GBモデルが実売2万円台前半という安価なCrucialブランド(Micron)のSSD「MX100」シリーズが登場、容量128GB/256GB/512GBの3モデルが発売された。

 各モデルの店頭価格は512GBモデル「CT512MX100SSD1」が税込23,480~23,980円前後、256GBモデル「CT256MX100SSD1」が税込11,350~12,480円前後、128GBモデル「CT128MX100SSD1」が税込7,980円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。各モデルとも正規代理店の保証が3年かついている。

 このほか、BUY MORE秋葉原本店では、保証期間が10ヶ月の並行輸入品を販売中。店頭価格は512GBモデルが税込22,980円、256GBモデルが税込10,980円と、国内代理店版よりもさらに安価になっている。

Marvell製コントローラー + MLC NAND採用のSSD

国内代理店版の価格
国内代理店版の価格
表面
裏面
製品仕様
パッケージ裏面
並行輸入品
並行輸入品の価格

 MX100は高いコストパフォーマンスが特徴の2.5インチSSD。特に最上位の512GBモデルは、上位製品のM550とほぼ同等の性能を謳う一方で、2万4千円弱で買えるという価格の安さが実現されている。

 512GBモデルの公称性能は、シーケンシャルアクセスがリード550MB/s、ライト500MB/s、ランダムアクセスがリード90,000IOPS、ライト85,000IOPS。

 256GBモデルの公称性能は、シーケンシャルアクセスがリード550MB/s、ライト330MB/s、ランダムアクセスがリード85,000IOPS、ライト70,000IOPS。

 128GBモデルの公称性能は、シーケンシャルアクセスがリード550MB/s、ライト150MB/s、ランダムアクセスがリード80,000IOPS、ライト40,000IOPS。

 搭載コントローラはMarvell 88SS9189、NANDフラッシュはMicron製のMLCタイプで、製造プロセスは512GB/256GBモデルが16nm、128GBモデルが20nmプロセスとされている。

 総書き込み容量(TBW)は72TBで、1日あたり40GB書き込む場合は5年間使用できるという(製品の保証期間は3年間)。また、平均故障時間(MTTF)は150万時間を公称する。

 インターフェイスは6Gbps SATA。フォームファクタは2.5インチ/7mm厚で、厚さを9.5mm厚に増やすアダプタが付属する。

 ちなみに、安価な500GBクラスの2.5インチSSDとしては、実売2万8千円前後まで値下がりしているSAMSUNGの「840 EVO」(MZ-7TE500B/IT、容量500GB、TLC NAND採用)もある。

[撮影協力:BUY MORE秋葉原本店]