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“0円Windows”搭載の東芝製タブレットが発売

※(7/5)発売を確認。

 “0円Windows”ことWindows 8.1 with Bingを搭載した東芝製タブレットが発売された。

 今回発売されたのは、ディスプレイサイズが8インチの「dynabook Tab S38」(ストレージ32GB/64GB)と、10.1インチの「dynabook Tab S50」(ストレージ32GB)の2種類。店頭価格(税抜き)は、8インチのストレージ32GBモデルが38,800円、同64GBモデルが48,800円、10.1インチのストレージ32GBモデルが49,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 このほか、近日中に10.1インチのストレージ64GBモデルとBluetoothキーボード付きモデルも発売予定。予価(税抜き)は前者が59,800円、後者が68,800円。

IEの検索エンジンが「Bing」に設定されたWindows 8.1を搭載、変更も可能

 Windows 8.1 with Bingは、Microsoftが低価格端末向けとして用意したWindows 8.1の新たなエディション。

 Internet Explorerの検索エンジンが同社の「Bing」に標準で設定されるが、その代わりにOSを低価格で提供するというもので、これによりPC/タブレットメーカーは製品の価格を抑えることができる。同社が「9インチより小型の端末には無償提供する」とアナウンスしたことでも話題となった。

 なお、通常のWindows 8.1との差異は、前述の検索エンジンの設定のみで、購入後にユーザーが別の検索エンジンに変更することも可能。

 dynabook Tab S38/S50とも搭載プロセッサは4コア/4スレッドのAtom Z3735F(クロック1.33GHz、バースト時最大1.83GHz)、メモリはDDR3L 2GB。ディスプレイの解像度は1,280×800ドット。

 主な搭載機能・インターフェイスは無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、Bluetooth 4.0、Micro HDMI(S50のみ)、Micro USB、microSDカードスロット、リア/フロントカメラ、GPS、電子コンパス。また、Office Home and Business 2013が導入されている。

 本体サイズ/重量(約)は、S38が132×210.7×9.5mm/385g、S50が258.8×175×9mm/555g(Bluetoothキーボードを除く)。

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館ソフマップ 秋葉原 本館]