ニュース
壁掛け対応でガラスパネル採用の「魅せるPCケース」が発売、LIAN-LI製
計4モデル
(2015/2/7 21:05)
1月からサンプル展示が始まっていたLIAN-LIのスリムタワーケース「PC-O5S」など、計4モデルの販売が始まった。
ラインナップはMini-ITXモデルの「PC-O5」「PC-O5S」、microATXモデルの「PC-O6S」、ATXモデルの「PC-O7S」の全4種類(価格の詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
ツクモパソコン本店ではPC-O5Sが展示中で、展示機にはマザーや水冷ラジエーター、別売りのライティング用LEDなどが組み込まれている。
なお、水冷ラジエーターの対応サイズなど、一部の仕様が1月の発売予告時から変更となっている。
サイドパネルに強化ガラスを採用したスリムタワーケース、3~4基の拡張カードスロットを搭載
これらはアルミ製シャーシを採用した縦置き・横置き両対応のPCケース。本体の厚さ(奥行き)は、PC-O5が133mm、他の3モデルが148mmとスリムで、またサイドパネルに強化ガラスを用いることで、内蔵したPCパーツが見られるようになっている。
スリムケースながら、PC-O5/O5Sは3基、PC-O6S/O7Sは4基の拡張カードスロットが装備。カードとマザーとは、付属のライザーカードとフラットケーブルを用いて接続する。PC-O5/O5Sは長さ190mmまで、PC-O6Sは長さ290mmまで、PC-O7Sは長さ310mmまでのビデオカードにも対応するという。
PC-O5S、PC-O6S、PC-O7Sは水冷ラジエーターの内蔵も可能。最大対応幅は順に240mm、360mm、360mm。
また、壁面に設置できるという点もユニーク。側面には、フック用の穴が用意されており、別途、金具を用意すれば壁に掛けることができるという。
本体サイズは、PC-O5が幅384×高さ390×奥行き133mm、PC-O5Sが幅384×高さ465×奥行き148mm、PC-O6Sが幅484×高さ515×奥行き148mm、PC-O7Sが幅514×高さ585×奥行き148mm。対応電源はPC-O5とPC-O5SがSFXタイプ、PC-O6SとPC-O7SがATXタイプ。
ストレージは、全モデルでスリム光学ドライブ、3.5インチ/2.5インチHDDが搭載可能。光学ドライブや拡張カードなどのスペースにHDDを装着することも可能という。また、PC-O7Sでは、ATXマザーのほか、基板サイズが12×10.6インチの「SP-ATX」マザーにも対応するとされている。