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1.6TBのIntel純正2.5インチSSDに新モデル、耐久性は10倍以上

実売約23万円

 1.6TBの大容量モデルがラインナップされたIntelのデータセンター向けSSD「SSD DC S3610」シリーズが発売された。入荷を確認したのは2.5インチタイプの200GB、400GB、800GB、1.2TB、1.6TBで、店頭価格(税込)は順に27,800円、55,580円、111,000円、170,800円、227,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 このほか、480GBモデルもラインナップされており、早ければ12日(木)中に入荷予定とされている。

一般的なSSDと比較して10倍以上の耐久性を持つというSATA 6Gb/s対応のSSD

 SSD DC S3610シリーズは、一般的なSSDと比較して10倍以上の耐久性を持つというSATA 6Gb/s対応のデータセンター向けSSD。20nmのIntel製MLC NANDフラッシュを搭載したモデルで、2.5インチタイプ(7mm厚)と1.8インチタイプ(5mm厚)がラインナップされている。両モデルの消費電力は動作時最大6.8W、アイドル時600mW。

 今回販売を確認したのは2.5インチタイプで、容量毎に基本性能は異なる。各モデルのリード・ライト速度は200GBモデルが550MB/s、230MB/s、400GBモデルが550MB/s、400MB/s、480GBモデルが550MB/s、440MB/s、800GBモデルが540MB/s、520MB/s、1.2TBモデルが500MB/s、500MB/s、1.6TBモデルが540MB/s、500MB/s。ランダムリード速度は各モデル共通で84,000IOPS。ランダムライト速度はモデル毎に異なり、200GBモデルが12,000IOPS、400GBモデルが25,000IOPS、480GB、800GB、1.2TBモデルが28,000IOPS、1.6TBモデルが27,000IOPSとなっている。

 なお、2.5インチタイプの1.6TB SSDは、昨年末に同社の「SSD DC S3500」が発売済み。今回登場したSSD DC S3610は、SSD DC S3500の上位にあたるシリーズで、速度などが向上している。

[撮影協力:BUY MORE秋葉原本店]

Intel DC S3610シリーズ