真空管内蔵のポータブルヘッドホンアンプが発売、上海問屋

　コンパクトなポータブルタイプながら真空管を内蔵したヘッドフォンアンプ「真空管搭載 ポータブルヘッドホンアンプ（DN-12898）」が上海問屋から発売された。店頭価格は税込16,000円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。

小型真空管「JAN 6418（RAYTHEON）」を2基内蔵したヘッドホンアンプ

　この製品は、本体サイズが12.5×7.8×1.6cm、重量が約150gの小型ヘッドフォンアンプ。ほとんど発熱しないという小型真空管「JAN 6418（RAYTHEON）」を2基内蔵しており、「クセのない素直な音」（上海問屋）を実現したとしている。オペアンプは「MUSES 8820」を採用する。

　インターフェイスはヘッドホン出力×1、音声入力×2（全てステレオミニジャック）。ヘッドホンの対応インピーダンスは16～300Ω。SN比は80dB。

　なお、2つの入力端子は排他ではなく、入力した両方の音声がヘッドホン端子から出力されるとのこと。

　電源は内蔵バッテリーで、再生可能時間は16～18時間、フル充電に必要な時間は8時間。充電はMicro USB端子を介して行なう。

　付属品は、充電用USBケーブル、音声ケーブル、シリコンバンド（大・小が各2個）、プラスチックケース、英語マニュアル。

[撮影協力:ドスパラパーツ館]