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携帯ゲーム機型PC「AOKZOE A1X」の予約受付が開始、Ryzen AI 9 HX 370搭載で20万切りのモデルもあり
2025年6月28日 00:05
8インチポータブルゲーミングPC「AOKZOE A1X(国内正規版)」が7月10日(木)に発売予定。ハイビーム公式オンラインストア、Amazon.co.jpなどで予約販売が始まっている。
ラインアップと予約価格(7月10日まで)は、Ryzen 7 7840U/32GBメモリ/1TB SSD搭載モデルが155,000円(通常:158,000円)、Ryzen AI 9 HX 370/32GBメモリ/1TB SSD搭載モデルが193,000円(通常:198,000円)、Ryzen AI 9 HX 370/64GBメモリ/2TB SSD搭載モデルが233,000円(通常:238,000円)。
バイパス充電を採用することでバッテリーの寿命を延ばすというポータブルゲーミングPC
AOKZOE A1Xは、8インチディスプレイ(リフレッシュレート60Hz/120Hz)やWindows 11 Homeを搭載した携帯ゲーム機型PC。ディスプレイ解像度は1,920×1,200ドットで、10点マルチタッチをサポートする。メモリはLPDDR5X-7500。
CPUはRyzen 7 7840U(8コア/16スレッド)またはRyzen AI 9 HX 370(12コア/24スレッド)が搭載されており、メモリ容量(32GB,64GB)やSSD容量(1TB,2TB)は搭載CPUによって異なる。
本体はバイパス充電をサポートしており、バッテリーを充電せずにメインボードへ直接電力が供給されることで、バッテリーの電流サイクルを減らし、発熱が最小限に抑えられることにより、長期にわたって最適なパフォーマンスを維持できるとアピールしている。
コントローラー部については、静電容量式ジョイスティックを搭載しており、耐磁気干渉構造と低電力アーキテクチャを組み合わせ、操作のリアルタイム同期を確保しながら900Hzの超高応答率を実現しているという。
また、ABXY キーと十字キーは高弾性複合導電性接着剤とメインの接触面をアップデートし、より柔らかく静かなタッチを体感できるとしている。
冷却にはPCグレードの大風量ファンを採用するほか、3本の純銅製ヒートパイプと大面積ヒートスプレッダーが搭載されている。
本体の寸法は約285×125×21mm。重量は約748g。インターフェイスはUSB4 Type-C×2、USB 3.2 Gen2 Type-A×1、OCuLink×1、3.5mmイヤホンジャック×1、microSD 4.0カードスロット×1、無線機能はWi-Fi 6E、Bluetooth 5.2など。ステレオスピーカー(1W×2)やデジタルマイクも内蔵されている。
バッテリー容量は18,880mAhで、「15W高負荷ゲーム(サイバーパンク2077)でも約3時間のプレイが可能」という。また、100W GaN急速充電器も付属する。
「国内正規版」には、同社による1年間の国内保証が付属する。
[取材協力:ハイビーム 秋葉原本店]