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「Thermal Camp 2026」レポート、さらに配線しやすくなるATX電源やブラウン管風水冷クーラーが近日登場

 Thermaltake主催の自作PCイベント「Thermal Camp 2026」が、7月11日(土)にLIFORK AKIHABARA IIで開催された。

会場のLIFORK AKIHABARA II
多くのユーザーが集まった会場内

 イベントコンセプトは「自作PCファンによる“大人の文化祭”」で、会場では最新のレトロテーマ製品や、未発売製品などが展示された。

見た目はレトロでも中身は今どきの設計な「Retro 360 TG/260 TG」

 イベントは、モリケン氏とオリオスペックの松澤店長による「Retro座談会」セッションからスタート。

モリケン氏
オリオスペック 松澤店長

 両氏は、新発売のPCケース「Retro 360 TG/260 TG」を使って、事前にPCを組み立てており、そちらが会場に展示されていた。

Retro 360 TGを使ったモリケン氏作PC
Retro 260 TGを使った松澤店長作PC

 モリケン氏は、Retro 360 TGについて「外観やカラーはレトロ風だが、内部は今どきのケースらしく組みやすい設計」と評価。

レトロテーマということでオリオスペック倉庫にあったサーバー向けIntelマザーボード(未開封品)を使ったという松澤店長

 松澤店長は、Retro 260 TGで作例PCを組み立て。マザーボードには、今回のためにオリオスペック倉庫から引っ張り出してきたという未開封品のサーバー向けIntelマザーボードを使用していた。

 同PCでは、ケースと同じくRetroシリーズの簡易水冷CPUクーラー「Retro 240 Ultra ARGB Sync」も搭載。

 Retro Ultra ARGB Syncクーラーでは、ブラウン管モニター風の液晶画面付きポンプヘッドを採用。CPU温度やGIFアニメ、動画などを表示できる。国内でも近日発売予定とのこと。

 「ケースに合わせた統一感のある見た目で組める」(松澤店長)というRetroシリーズに合わせたベージュカラーも特徴。

Retroシリーズでは、ワイヤレス対応のメカニカルキーボードとマウス(いずれも国内発売未定)も用意されている
Thermaltakeの懐かしいケースや製品を振り返る一幕も

配線してから装着するだけ。モジュラー設計のATX電源「Dockpower FI」

 Retroシリーズに続いて紹介されたのは、ATX 3.1準拠の電源ユニット「Dockpower FI」シリーズ。

Dockpower FI Snow 1000W

 同シリーズは、モジュラーケーブルの採用だけでなく、電源側のケーブルコネクタ部分も丸ごと1つのモジュール化したデザインのATX電源ユニット。国内発売も予定されている。

Thermaltake Mei氏
Thermaltake Helen氏

 同製品について紹介したThermaltakeのMei氏およびHelen氏は、「ケーブル側モジュールを取り外せるため、電源の交換作業が簡単に行える」「ケーブルモジュールだけに配線し、最後に電源へ取り付けることが可能」「ケーブル整理と組み込みが容易」などとアピールしていた。

 1,000Wモデルでは2つの12V-2x6コネクタを備え、600W対応ケーブルが付属するなど、ハイエンド構成にも対応した設計となっていた。

会場にはドライビングシミュレーターや歴代ケースの展示も

 会場では、近日発売予定のPCケース「CAPO X」もお披露目。

 CAPO Xは2つのmicroATXマザーボードと電源を搭載できる、デュアルシステム用のタワーケース。曲面ガラス採用のピラーレスデザインで、2台のPCを省スペースに美しく集約できるという。

 そのほか、会場では歴代ケースの実機展示やドライビングシミュレーターの体験コーナーなども展開されていた。