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COMPUTEXを振り返る、QNAPのデュアルアクティブコントローラー搭載NASや、NVIDIA RTX PRO搭載NASなど(エンタープライズストレージ編)

 6月に開催されたPC/IT関連の見本市「COMPUTEX TAIPEI 2026」。今年も数多くの製品が発表され、弊誌でも記事やXへの投稿でご紹介しました。今回の記事では、Xに投稿した数多くのアイテムをジャンル分けし、COMPUTEXを振り返るかたちで改めてお届けします。

 エンタープライズ向けのストレージでは、CPUや電源などシステムも完全二重化し障害発生時でもサービスを止めないデュアルアクティブコントローラ搭載NASや、NVIDIA RTX PROを搭載しAI処理も行えるNASなどが目につきました。

QNAP ES2486AFbc / ES1686Adc

 COMPUTEXでQNAPはデュアルアクティブコントローラー搭載NAS「ES2486AFbc」と「ES1686Adc」をアピール。本体内でCPUなどのシステムを二重化することで、片側のシステムに障害が起きたり、OSアップデートが必要な際などもNASを止めることなく運用できるハイエンドモデル。RAID1のような挙動で面白いです。

QNAP QSNシリーズ

 COMPUTEXのQNAPブースでアピールされていたスケールアウト型のNAS「QSN」シリーズ。通常のNASはストレージ容量を後から増やせるスケールアップ型ですが、NASを連結させて容量だけでなく処理速度も強化できるのがスケールアウト型の特徴。ただし、PBなどの超大容量の環境ではじめて効果が出るそうです。

QNAP QAI-h1290FX

 QNAPはAMD EPYCプロセッサーやNVIDIA RTX Pro Blackwell GPUを搭載したAIストレージサーバー「QAI-h1290FX」をCOMPUTEXで発表しました。U.2 NVMe SSDベイ×12、25GbE LAN×2、2.5GbE LAN×2を標準搭載。同社はオンプレミスAI、LLM推論、プライベートRAG検索などに最適とアピールしています。

Synology DP5200

 SynologyはCOMPUTEXで企業向けのデータ保護専用ハードウェア「ActiveProtect」シリーズの新モデル「DP5200」を発表しました。同シリーズに搭載される専用OS「APM 2.0」も公開され、対応プラットフォームが広がりAIによる異常検知とマルウェア検出が統合されています。