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VESAマウントのあるモバイルバッテリー登場

 VESAマウントが可能というユニークな大容量バッテリーが登場、システムトークスの「スゴイバッテリー」が発売された。

 販売されているのは容量12,900mAhの「鉛シールモデルDX版(SGB-MDC48PB-DX)」で、実売価格は11,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。このほか、リチウムポリマー電池を採用した容量75,000mAhのモデルも用意されている。

VESAマウントホールのあるモバイルバッテリー

 スゴイバッテリーは、本体サイズが幅235×高さ250×奥行き76mmの携帯型バッテリー。ハンドバックのようなデザインで、持ち運びに便利なハンドルを本体上部に備えている。

 ユニークなのが、VESAマウントホールを備える点。用意されているのは75×75mmピッチのネジ穴で、ここにVESA対応の何かを装着することができる。液晶背面に取り付けられる小型PCなど、VESAマウントに対応したデバイスも多数あるだけに、アイデア次第で面白い使い方があるかもしれない。ただし、小型PCや液晶アームなどの対応VESAマウントは100mm角が多い印象。75mm角のものはあまり見ないため、そうした点には注意したい。

 なお、製品そのもののラインナップは計4種類。容量12,900mAhの「鉛タイプ」と75,000mAhの「リチウムタイプ」(容量はいずれも3.7V換算)があり、それぞれに「DXバージョン」も用意されている。DXバージョンには、スマートフォンなどが充電できる「モバイル充電アダプターセット」のほか、「カー充電ケーブル」が付属する。

 電源出力はDC10~12VまたはDC5Vで、AC100Vに変換するインバーターを別途用意すれば一般家電製品にも使用できるとしている。同社によれば「冷蔵庫の動作時間は鉛タイプが1.2時間、リチウムタイプが7.8時間」という。出力端子はシガーライターソケット×1、MiniDIN×2、USB×2の3種類。

 電源入力はDC12~16V。付属のACアダプタを使用した場合の充電時間は、鉛タイプが約2時間、リチウムタイプが約11時間。ソーラーパネルや自動車のシガーライターソケットからの充電も可能という。ただし、充電中は電源出力ができない。

 本体重量は鉛タイプが2.1kg、リチウムタイプが2.5kg。

[撮影協力:浜田電機]

システムトークス スゴイバッテリー