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AmazonのAndroidタブレット、Kindle Fireシリーズが店頭発売

 AmazonブランドのAndroidタブレット「Kindle Fire」シリーズ2モデルが店頭発売された。

 実売価格はKindle Fire 8GBが12,980円、Kindle Fire HD 16GBが15,800円、Kindle Fire HD 32GBが19,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 大手量販店店頭では専用売り場が用意、アクセサリ類も含めて販売中だ。

AmazonブランドのAndroidタブレット

左がKindle Fire HD、右がKindle Fire
価格
仕様比較
販売中のアクセサリ
販売中のアクセサリ

 Kindle Fireシリーズは、7インチIPS液晶を搭載したAndroidタブレット。電子ペーパーを採用したKindleと違い、Androidアプリが動作、もちろん電子書籍リーダーとしても機能する。

 ラインナップは解像度が1,280×800ドット/10点タッチの上位モデル「Kindle Fire HD」と、同1,024×600ドット/2点タッチの下位モデル「Kindle Fire」の2種類で、ストレージ容量はKindle Fire HDが16GBまたは32GB、Kindle Fireが8GB。

 Kindle Fire HDdle Fireは液晶以外も違いが多数あり、Kindle Fire HDは2.4GHz/5GHzの両無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n)に対応するほか、「タブレットとして世界初」(Amazon)というデュアルアンテナ構成(MIMO)を採用、高速通信が可能とされる。サウンドもドルビーオーディオに対応。その他、加速度センサーやジャイロスコープ、フロントHDカメラ、環境光センサー、Bluetooth、Micro HDMIコネクタなどを搭載する。

 一方のKindle Fireは2.4GHzの無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)に対応、サウンドはステレオ対応で、搭載センサーは加速度センサーのみ。Bluetoothも非搭載。なお、両モデルともmicroSDスロットは搭載していない。

 CPU SoCはKindle Fire HDがデュアルコアのOMAP4460(1.2GHz)で、Kindle FireがやはりデュアルコアのOMAP4430(1.2GHz)。DRAM容量は2モデル共通で1GB。

 重量はKindle Fire HDが395gで、Kindle Fireが400g。サイズはKindle Fire HDが大きく(137mm×193mm (Kindle Fire HD)と120mm×189mm)、代わりにやや薄い(10.3mmと11.5mm)。

Google Playは非搭載、ホーム画面は独特のもの

ホーム画面
ホーム画面
マーケット
システムのバージョン

 なお、「Android採用」とはいうものの、細部までかなりカスタマイズされているので要注意。
 具体的にはホーム画面や設定画面がカスタマイズされているほか、Google Playも非搭載。アプリは独自のストア経由で導入する。

 ホーム画面は、小さなアプリアイコンが並ぶ一般的なデザインではなく、大きなアプリアイコンをスライドさせて選ぶ形式で、上部には「お買い物」「ゲーム」「アプリ」といったメニューも表示されている。

Kindle Fire HD
Kindle Fire

[撮影協力:ソフマップ 秋葉原 リユース総合館ソフマップ 秋葉原 本館エディオン秋葉原本店]