ニュース
「電磁波吸収」をうたうスマートフォン用ケースが販売中
「最大90%吸収」
(2013/1/12 22:57)
「有害な電磁波を吸収する」とうたうSOUYIのスマートフォンケース「携帯電話・電磁波吸収ケース」が発売された。
販売されているのは、iPhone 5用の「マグネットカバー付き片面」「マグネットカバー付き両面」、GALAXY S III用の「マグネットカバー付き片面」の3タイプ(各モデル4色)で、実売価格は各全3,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
電磁波吸収シートを利用したスマートフォンケース「有害電磁波」を最大90%吸収
この製品は、「スマートフォンが発する有害な電磁波を最大で約90%吸収する」とうたうスマートフォン用ケース。同社によれば、850MHz~2.2GHzの電磁波を吸収するほか、UHF、マイクロ波にも対応し、人体への悪影響を防ぐという。
なお、携帯電話の利用する電波は概ね800MHz~2.6GHz(日本国内の場合)で、その大部分が「吸収する」とされる周波数帯だが、メーカーでは「特殊なアンテナ技術で信号強度を強化する」(同社)と説明している。
電波吸収技術については、独自の「電磁波吸収シート」を使用。これは、「電磁波を遮断・反射するのではなく、吸収して極微量の熱に変換し、発散させる」というもの。同社では「特許登録済み」と説明しており、ケースには「著作権番号107334号」「実用新案登録番号 第3044942号」といった記載もある。実用新案公報によると、この考案の名称は「電子レンジ漏洩電磁波減衰用シート」となっている。
なお、「信号強度を強化する」というアンテナ技術の詳細は特に説明されておらず、吸収する電波と強化する電波をどう峻別するかなども不明。
製品には、ディスプレイなどを保護するマグネットカバーも装備。カバーを折りたたんでスタンドなどとして使えるほか、ケースをホワイトボードや冷蔵庫などに固定することもできるとしている。
[撮影協力:イケショップ]