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スマホ向けUSBメモリに新タイプ、合体式アダプタが付属
(2013/2/15 22:17)
Androidスマートフォン向けUSBメモリの新製品「MF-SAU2シリーズ」がエレコムから発売された。USBメモリ本体と、スマホ/タブレット接続用アダプタ、そしてキャップの3パーツを組み合わせて使う、合体式のギミックが特徴だ。
販売を確認したのは、容量16GBモデル「MF-SAU216GBK」と32GBモデル「MF-SAU232GBK」の2種類で、実売価格は順に2,380円、3,880円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。このほか、8GBモデル「MF-SAU208GBK」が用意されている。
合体式変換アダプタ付きのUSBメモリ
MF-SAU2シリーズは、スマートフォンやタブレットなどのAndroid端末に、直に接続してデータのやり取りが行なえるUSBメモリ。端末側は、USBホスト機能に対応している必要がある。
製品構成は、超小型のUSBメモリ本体と、Micro Bコネクタに変換する小型変換アダプタ、そしてその先に取り付けるキャップの3パーツ。持ち運び時はこれら3つを一体化した状態で、Androidデバイスに接続する場合はキャップのみ外した状態で、PCに接続する場合はキャップ+変換アダプタを取り外した状態で使うことになる。
なお、この構造を考えると、変換アダプタ部分にUSBホストケーブル相当の機能がありそうだが、パッケージには「変換アダプタは本製品専用です。本製品以外の機器で使用しないでください」とある。残念ながら、変換アダプタを汎用的に利用することはできないようだ。
Android端末でのデータのやり取りには、無料の専用アプリ「ELECOM Smart Copy」を使用。なお、アプリはWindowsにも対応し、端末-PC間のデータ移動も簡単に行なえるという。
また、Windows/Mac向けには、パスワード認証や暗号化機能を持つセキュリティソフト「PASS×AES」も無償提供されている(同社Webサイトからダウンロード可能)。
本体サイズはUSBメモリが幅15×高さ7×奥行き18mm、変換アダプタが幅15×高さ7×奥行き33mm。対応OSはWindows 8/7/Vista/XP、Mac OS X 10.6/10.7/10.8。ELECOM Smart Copyの対応OSはAndroid 2.3以上。
[撮影協力:パソコンハウス東映]