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8.9インチのKindle Fire HDが店頭発売、液晶はフルHD超

デモ機あり

 Amazonブランドのタブレット「Kindle Fire」シリーズの大判モデルが登場、8.9インチの「Kindle Fire HD 8.9」が店頭発売された。液晶サイズの拡大と同時に解像度も向上、1,920×1,200ドット(254ppi)の表示ができるのが特徴だ。

 実売価格はストレージ16GBモデルが24,800円、32GBモデルが29,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。店頭にはデモ機も用意されており、7インチ版との比較も可能。

 7インチ版「Kindle Fire HD」(16GB版が15,800円)との価格差はちょうど9,000円だ。

8.9インチ/1,920×1,200ドットの液晶を搭載CPUもクロック向上

 Kindle Fire HD 8.9は、8.9インチのIPS液晶ディスプレイ(1,920×1,200ドット)を搭載したタブレット端末。

 2012年12月に登場した7インチモデル「Kindle Fire HD」(1,280×800ドット)との主な違いはディスプレイサイズと解像度、そしてCPUのクロック(1.2GHz→1.5GHz)。搭載プロセッサはデュアルコアのOMAP4470、GPUはPowerVR SGX544とされている。

 このほかの仕様はほぼ同じ。無線LANはIEEE 802.11a/b/g/n準拠で周波数帯は2.4GHzと5GHzに対応。その他、Micro HDMI、Micro USB(USB 2.0)、Bluetooth、前面HDカメラ、3.5mmステレオジャック、ステレオスピーカー(ドルビーオーディオ対応)、マイクなどを搭載。センサーは環境光、加速度計、ジャイロスコープを備える。

 無線LANについては、「自動的に周波数帯を切り替え、より安定した干渉の少ない状態で使用できる」とうたわれているほか、コンテンツのダウンロード速度を高めるというデュアルアンテナ(MIMO)も採用されている。タッチパネルは10点マルチタッチ対応。

 本体サイズは240×164×8.8mm、重量は567g。バッテリーによる連続動作時間については、「ビデオや音楽の再生、読書に使用した場合で10時間以上」としている。

[撮影協力:ソフマップ 秋葉原 本館]

Amazon Kindle Fire HD 8.9