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国内未発売のゲーマー液晶が展示中、アンケート結果で国内販売が決定

 国内未発売のBenQ製ゲーム向け液晶ディスプレイ「XL2411T」の展示デモがツクモDOS/Vパソコン館で始まった。

 店頭では、ゲーム向けディスプレイに関するアンケートを実施しており、「アンケートの結果次第では、この製品の国内発売が決まる」(同店)という。

応答速度が1msに向上

XL2420T(左)との比較
実施しているアンケート

 この製品は、120Hz対応でFPSゲーム向けをうたう24インチフルHD液晶ディスプレイ。同社から発売されている「XL2410T」「XL2420T」の中間に位置するモデルで、基本仕様は上位のXL2420Tに近いが、応答速度(GTG)は2msから1msに向上している。その一方で、XL2420Tに搭載されていたOSD操作用の有線リモコン「S.Switch」は省かれている。

 ゲーム向け機能はXL2420Tと同様に、暗い場面での視認性を高め、隠れている敵や障害物を素早く見分けやすくするという「Black eQualizer」、元プロゲーマーの協力でFPSゲーム用に最適化したという画面モード「FPSモード」などを搭載している。

 本体サイズは幅570×高さ431×奥行き223mm。スタンドは高さ調整機能、ピボット機能、スウィーベル機能を備え、スタンドを取り外してアームなどに付け替えることもできる(VESAマウント対応、100×100mm)。3D Vision 2対応で、映像入力端子はHDMI、DVI-D、VGAを装備している。

 液晶パネルの主なスペックは、解像度1,920×1,080ドット、応答速度5ms(GTG 1ms)、コントラスト比1000:1(DCR使用時1,200万:1)、輝度350cd/平方メートル。消費電力は22W。

 ちなみに、応答速度(GTG)1msで120Hz対応の液晶ディスプレイは、iiyamaブランドの「ProLite G2773HS」などがある。

[撮影協力:ツクモDOS/Vパソコン館]

BenQ XL2411T