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「岡持ちPCケース」が小型化、より持ちやすく

 Lian Liの“岡持ちPCケース”の小型モデルが登場、「PC-TU100」がディラックから発売された。横幅がスリムになり、さらに持ちやすくなった印象だ。

 カラーはシルバーとブラックの2種類で、実売価格は14,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。電源は非搭載で、SFXタイプが搭載できる。

取っ手で持ち運べるPCケース

従来モデルとの比較

 PC-TU100はMini-ITXフォームファクタのコンパクトなタワーケースで、上面にしっかりとした取っ手が装備されているのが特徴。

 「岡持ち風」「アタッシュケース風」のルックスと使い勝手はそのままに、前モデル「PC-TU200」より小型化されており、特に幅が220mm→158mmと小さくなっているのは持ち運ぶ際に便利そうだ。本体サイズは高さ275×幅158×奥行き242mm。

 また、マザーを取り付けるベース部分にはフレームタイプが採用。これにより、「強度はそのままに、メンテナンス性が向上した」(ディラック)としている。

 ただし、小型化によってドライブベイは減少。PC-TU200ではホットスワップ対応の3.5インチシャドウベイ4基などが装備されていたが、PC-TU100はスリム光学ドライブ用×1、2.5インチシャドウ×2とシンプルになっている。スリム光学ドライブベイには2.5インチドライブ1基を搭載することもできる。

 フロントパネル下部にはUSB 3.0(2基)やオーディオ入出力といった端子を装備。ケースファンは前面に120mmファン1基を備える。拡張スロットは2基。なお、下段の拡張スロットについては、装着するカードによっては前面端子ユニットと干渉する可能性があるとしている。

[撮影協力:ツクモパソコン本店]

Lian Li PC-TU100