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Kindle Fire HDXの店頭予約が開始、24,800円から

 Amazonの電子書籍向けタブレット「Kindle Fire」シリーズの新モデル「Kindle Fire HDX」2機種が近日発売される予定だ。ソフマップ 秋葉原 リユース総合館では予約の受け付けが行なわれている。

 ラインナップと同店の予価は、7インチ/1,920×1,200ドットの「Kindle Fire HDX」(16GB/32GB/64GB,64GBのみ予約受け付けは行っていない)が24,800円~、8.9インチ/2,560×1,600ドットの「Kindle Fire HDX 8.9」(16GB/32GB/64GB)が39,800円~。発売は11月28日(木)の予定。

 このほか、従来モデル「Kindle Fire HD」(7インチ/1,280×800ドット)の新モデルも予約受け付けが始まっている。ラインナップは8GB/16GBの2モデルで、予価は15,800円~。発売は11月5日(火)の予定。

最新OS「Kindle Fire OS 3.0(Mojito)」を搭載、ディスプレイも高精細化

 これらは、Androidをベースとした最新OS「Kindle Fire OS 3.0(Mojito)」を搭載したタブレット端末。

 Mojitoでは、Amazonのデジタルコンテンツの統合や、Kindle Fireシリーズのパフォーマンスの向上が実現されているほか、Kindle Fireからプリントアウトを指示する機能や、企業や学校などのIT管理者が端末を管理できる機能などが搭載されて
いる。

 このほか、11月以降には、アプリや本が簡単に見付けられる管理機能「クラウドコレクション」や、データ保護のための暗号化機能「エンタープライズサポート」といった機能が無料アップデート(ダウンロード)により提供されるという。

 ディスプレイには、最大輝度400nt以上という「HDXディスプレイ」が採用。sRGBカバー率100%で忠実に色味を再現するほか、周囲の明るさにあわせてピクセル単位でカラーを自動調整するダイナミックコントラスト、偏光フィルター、反射防止技術も搭載しているという。

 また、ディスプレイが高精細化されたのも特徴。Kindle Fire HDXでは、7インチながらフルHD超の1,920×1,200ドット(323ppi)が、Kindle Fire HDX 8.9では、2,560×1,600ドット(339ppi)という高解像度が実現されている。

 Kindle Fire HDX/HDX 8.9の主な仕様は、CPUが動作クロック2.2GHz/クアッドコアの「Snapdragon 800」、GPUが「Adreno 330」。本体サイズと重量は、HDXが186×128×9mm/303g、HDX 8.9が231×158×7.8mm/374gで、HDX 8.9については同じディスプレイサイズのKindle Fire HD 8.9より約200g軽い。バッテリー持続時間はHDXが11時間(書籍のみの場合17時間)、HDX 8.9が12時間(同18時間)。

 一方、Kindle Fire HDの新モデルは、1.5GHzのデュアルコアCPUとGPU「PowerVR 3D」を搭載。本体サイズは191×128×10.6mm、重量は345gで、2012年モデルより50g軽量化されている。バッテリー持続時間は10時間。ストレージ容量別に8GBモデルと16GBモデルが用意されている。

[撮影協力:ソフマップ 秋葉原 リユース総合館]

Amazon Kindle Fire