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Amazonの最新端末「Kindle Fire HDX」が店頭販売、実機デモも開始
8.9インチモデルの“軽さ”も体感可能
(2013/11/28 22:30)
Amazonの電子書籍向けタブレット「Kindle Fire」シリーズの最上位モデル「Kindle Fire HDX」が登場、7インチモデルと8.9インチモデルが店頭販売中だ。ソフマップ 秋葉原 本館では、両モデルの実機を展示、自由に触れるようになっている。
ストレージ容量は各サイズ16GB、32GB、64GBの3種類がラインナップ(7インチ/64GBモデルはAmazon.co.jpのみの取り扱い)。実売価格は7インチが24,800円/29,800円、8.9インチが39,800~51,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
Kindle Fire OS 3.0を搭載、8.9インチ版は従来よりも約200gの軽量化
Kindle Fire HDXは、Androidをベースとした最新OS「Kindle Fire OS 3.0(Mojito)」を搭載したタブレット端末。
Mojitoでは、Amazonのデジタルコンテンツの統合や、Kindle Fireシリーズのパフォーマンスの向上が実現されているほか、Kindle Fireからプリントアウトを指示する機能や、企業や学校などのIT管理者が端末を管理できる機能などが搭載されている。
ディスプレイには、最大輝度400nt以上という「HDXディスプレイ」が採用。sRGBカバー率100%で忠実に色味を再現するほか、周囲の明るさにあわせてピクセル単位でカラーを自動調整するダイナミックコントラスト、偏光フィルター、反射防止技術も搭載しているという。
ディスプレイの解像度も向上。7インチモデルでは1,920×1,200ドット(323ppi)が、8.9インチモデルでは2,560×1,600ドット(339ppi)が実現されている。搭載CPUは、クアッドコアでクロック2.2GHzの「Snapdragon 800」、GPUは「Adreno 330」。メモリ容量は2GB。
また、本体が大幅に軽量化されたのも特長。特に8.9インチモデルは重量が374gと、従来モデルのKindle Fire HD 8.9より約200g軽くなっており、実際に手に取ってみると、重さは7インチタブレット並みといった印象だ。
本体サイズと重量は、7インチモデルが186×128×9mm/303g、8.9インチモデルが231×158×7.8mm/374g。最大バッテリー持続時間は、7インチモデルが11時間(書籍のみの場合17時間)、8.9インチモデルが12時間(同18時間)。
[撮影協力:ソフマップ 秋葉原 本館]