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チップセット剥き出しのマザーボードが登場、ヒートシンクなし
(2013/12/3 19:55)
チップセットのヒートシンクがなく、コアが剥き出しになっている最近では珍しいマザーボードが登場した。
SUPERMICROのMini-ITX製品「X10SLV」で、実売価格は25,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
チップセットはH81だ。
チップセット剥き出しの組み込み向けマザーボード
この製品は、2系統の1000Base-T LANや2ポートのUSB 3.0を搭載、その一方でシリアルポートが5系統(ヘッダピン含む)も用意された組み込み用途向けのマザーボード。拡張スロットとしてはPCI Express x16×1とmSATA対応のMini-PCIeスロット×1、DDR3 SO-DIMM×2を搭載する。
ユニークなのはチップセットにヒートシンクがついておらず、剥き出しになっていること。最近のマザーボードは、チップセットにヒートシンクがついているのが一般的なため、思わず「初期不良?」と疑ってしまいそうだが、SUPERMICROのWebサイトでもチップセットが剥き出しになっており、どうやらこれが仕様と思われる。
[撮影協力:パソコンハウス東映]