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「最大250W」までのCPUに対応する大型CPUクーラー「V8 GTS」が発売に

自動車エンジン風デザイン

 サンプル品が先行入荷していた自動車エンジン風デザインのベイパーチャンバー採用CPUクーラー「V8 GTS」が、COOLER MASTERから発売された。実売価格は12,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

3個のフィンと2個の140mmファンが交互に配置

 V8 GTSは、冷却ヘッドにベイパーチャンバーを採用した空冷タイプのCPUクーラー。冷却ヘッドとヒートシンクが8本の6mm径ヒートパイプで接続されており、「パワフルカーのエンジンのような外観」(同社)を成しているのもユニークだ。

 ヒートシンク部には、3個の縦長アルミフィンが並ぶ「Triple Tower」デザインが採用。3個のフィンと2個の140mmファンが交互に配置された、サイドフロータイプとなっている。

 140mmファンは、POMベアリングの採用により長寿命が実現。MTBF(平均故障間隔)は16万時間を公称する。また、ヒートパイプは高性能タイプを採用したとしており、冷却性能に関しては「最大250W」が謳われている。

 対応CPUソケットはLGA2011/1366/1156/1155/1150/775、Socket FM2/FM1/AM3+/AM3/AM2。ファンの回転数は600~1,600rpm(PWM制御)、ノイズレベルは16~36dB。本体サイズは幅149.8×高さ166.5×奥行き154mm、重量はヒートシンクが854g、ファンが220g(2個)

[撮影協力:ツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館]