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“ZOTAC版NUC”のHaswell版が発売、mSATA SSDでRAIDが可能

 “ZOTAC版NUC”とも言える超小型PC自作キット「ZBOX nano」のHaswell搭載版が発売された。前モデルと同じくmSATA SSDでRAIDが構成できる2.5インチアダプタも付属している。

 店頭販売を確認したのはCore i3-4010U搭載モデル「ZBOXNANO-ID67」で、実売価格は52,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 このほか、Core i7-4500U搭載モデル「ZBOXNANO-ID69」や、Core i5-4200U搭載モデル「ZBOXNANO-ID68」、各モデルに4GBメモリ/500GB HDDを搭載した「ZBOXNANO-ID69-PLUS」「ZBOXNANO-ID68-PLUS」「ZBOXNANO-ID67-PLUS」がラインナップされている。

mSATA SSD×2基を2.5インチドライブとして搭載できる「ZOTAC nanoRAID」が付属

 これらはCPUとしてHaswell世代のCore i7/i5/i3を採用したZBOX nanoの新モデル。

 従来同様、VESAマウントにも対応する幅127×奥行き127×高さ45mmの超小型筐体が採用されており、またmSATA SSDを2.5インチドライブとして搭載できる独自のアダプタ「ZOTAC nanoRAID」も付属している。

 ZOTAC nanoRAIDは、mSATA SSDスロットを2基備えた2.5インチドライブ互換サイズの基板。2枚のmSATA SSDを装着し、チップセットの機能を用いてRAID 0/1構成で使用することも可能だ。

 各モデルの主要スペックは共通。メモリスロットはDDR3L SO-DIMM×1(最大8GB、1.35Vのみ対応)。ドライブベイは2.5インチシャドウ×1のみ備える。

 主な搭載機能・インターフェイスはDisplayPort、HDMI、Gigabit Ethernet、無線LAN(IEEE 802.11ac/n/g/b)、Bluetooth 4.0、6Gbps SATA、eSATA、USB 3.0(背面×4)、USB 2.0(前面×2)、IRレシーバー、メモリカードリーダー。

 付属品は無線LANアンテナ、VESAマウンタ、ACアダプタ、電源コード、ZOTAC nanoRAIDなど。

[撮影協力:パソコンショップ アーク]

ZOTAC ZBOXNANO-ID67