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マザーが2枚入るスタック式のフルタワーケースが展示

COOLER MASTER製

（2014/3/22 00:30）

　タワーケース1台分の面積で複数台のPCが置けるスタック式ケースが登場、COOLER MASTERの「HAF Stacker 935（HAF-935-KWN1）」が21日（金）のツクモのイベント「PCケース＆電源春の大展示会」に出展された。発売時期は未定。

　HAF Stacker 935は、E-ATXタワーケースの上に、小型のMini-ITXケースを載せたユニークな構造のPCケース。Mini-ITXケースはただ積み重ねてあるわけではなく、レール構造により固定されている。

　もちろん、それぞれのケースにマザーやストレージ、ATX電源などを内蔵してPCを組むことができる。高さはかさむものの、タワーケース1台分の面積に2台のPCが置けるのはメリットと言える。

　なお、Mini-ITXケースは単品でも用意されており、さらに積み重ねて「トリプルシステム」の構築も可能とのこと。

　ちなみに、昨年11月のイベント「ゲームパソコン＆PC-DIY EXPO」では、上からMini-ITXケース・E-ATXケース・Mini-ITXケースの順に3台重ねたり、Mini-ITXケースをストレージ専用ケースにしたりするといった使い方も提案されていた。

　本体サイズは幅235×高さ719×奥行き578mm。前面はオープンベイのカバーを含め全てメッシュタイプ。また、大型の水冷ラジエータ（360mm×2など）も搭載可能とされている。