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スマホで制御できる簡易水冷キット「Kraken」が発売

ラジエータの違いで2モデル

Kraken X61

 PCやスマートフォンで、温度監視やファンコントロールなどが行なえるNZXTの水冷CPUクーラーが登場、280mmラジエータモデル「Kraken X61(RL-KRX61-01)」と、140mmラジエータモデル「Kraken X41(RL-KRX41-01)」が発売された。

 店頭価格は前者が税込み16,980円、後者が税込み14,580円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。ツクモeX.パソコン館では動作デモが実施中だ。

Core i7-4790K 高負荷時のCPU温度が60℃以下に、店頭デモ中

Kraken X61
ソフトウェア制御に対応
専用ソフト「MEET CAM」
モバイル端末からのアクセスも可能に
Kraken X61のデモ
ラジエータはケースの外に設置
Kraken X41
Kraken X41
製品説明
販売の様子

 これらは、ポンプ一体型の銅製冷却ヘッドやアルミ製ラジエータなどがセットになったAMD/Intel CPU両対応の水冷キットで、ソフトウェアによるPCとの連携機能が充実しているのが特徴。

 独自ソフト「NZXT CAM」のグラフィカルな画面で、CPU/GPUや冷却液の温度、ファン回転数などといった状態を監視したり、ファンコントロールなどの操作を行なったりできる。

 さらに、スマートフォンやタブレットなどとの連携にも後日対応する予定で、スマートフォンでも詳細な状態表示や操作が可能という。ツクモeX.パソコン館によれば、対応時期は8月予定とのこと。

 ちなみに、ツクモeX.パソコン館のデモPCは、「Devil's Canyon」ことCore i7-4790K(定格動作)などを搭載したシステムにKraken X61を組み込んだもの。取材時は、負荷率100%の状態でもCPU温度は52~58℃前後に保たれていた(ただし、ラジエータはケース外に設置)。

 ラジエータの冷却ファンは同社製の140mmモデル「FX140 V2」(回転数800~2,000rpm、PWM制御)で、Kraken X61には2基、Kraken X41には1基搭載されている。ラジエータ-冷却ヘッド間のチューブの長さは400mm。

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館ドスパラパーツ館]

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