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税込3万円切り、NAS向けHDD「WD Red」の6TBが登場
5TBモデルや上位の「WD Red Pro」も発売
(2014/7/23 21:55)
実売3万円を切るWestern DigitalのNAS向けHDD「WD Red」シリーズの6TBモデルが発売された。WD Redの5TBモデルや、7,200rpmの新製品「WD Red Pro」も同時に発売されている。
店頭価格は、WD Redの6TBモデル「WD60EFRX」が税込29,980~30,219円、5TBモデル「WD50EFRX」が税込24,819~25,490円、WD Red Proの4TBモデル「WD4001FFSX」が税込25,490~25,899円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
既存の6TB HDDより安価なモデル、WD Red Proは大規模NAS環境向け
WD Redの新たな容量モデルが登場するのは、昨年9月の4TBモデル「WD40EFRX」以来。特に、シリーズ最大容量の6TBモデルは、初登場ながら既存のHGSTやSeagateの6TB HDDより安く、なかなか魅力と言える。
主なスペックは、キャッシュ容量が64MB、平均消費電力がリード/ライト時5.3W、アイドル時3.4W、スタンバイ/スリープ時0.4W、動作音量がアイドル時25dB、シーク時平均28dB。最大内部転送速度は、6TBモデルが175MB/s、5TBモデルが170MB/s。
WD Red Proは、ディスク回転速度が7,200rpmと高いNAS向けHDDの新シリーズ。容量は全3種類で、今回登場した4TBモデルのほか、3TBモデルと2TBモデルがある。
家庭/SOHO向けのWD Redに対し、WD Red Proは8~16ベイのNASシステムを使用する大企業向けとされている。わずかな衝撃も自動検出するセンサーなどを備えることで、大規模NAS環境のドライブを保護し、信頼性を向上させるという。
4TBモデルの主なスペックは、キャッシュ容量が64MB、平均消費電力がリード/ライト時8.6W、アイドル時6.5W、スタンバイ/スリープ時0.6W、動作音量がアイドル時31dB、シーク時平均34dB、最大内部転送速度が171MB/s。
[撮影協力:ツクモパソコン本店IIとBUY MORE秋葉原本店]