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LTE対応/SIMフリーのパナソニック製デジカメが発売、すでに売り切れ

実売13万円、限定2,000台のモデル

 LTE通信や通話も可能なSIMロックフリーのパナソニック製デジタルカメラ「LUMIX CM1(DMC-CM1)」が発売された。スマートフォンのようなスリムなデザインで、Android OSを搭載する。同社によると、販売数は限定2,000台だという。

 ただし、入荷したソフマップ 秋葉原 本館ヨドバシカメラ マルチメディア AKIBAは予約分で売り切れたとしている。店頭価格は税込129,600円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

Android 4.4を搭載したLTE対応のデジタルカメラ、Android 5.0へもバージョンアップ対応

 LUMIX CM1は、画素数2,010万の高感度MOSセンサーを搭載したコンパクトデジタルカメラ。

 厚さ約15.2mmのスリムなボディに大口径レンズを備えており、前面のルックスはまさにデジタルカメラだが、背面には4.7インチのタッチ液晶パネルが搭載。OSのAndroid 4.4も搭載し、スマートフォンとしても機能する。本体上面のスイッチで、機能をAndroid、カメラに切り替えられる。

 対応通信方式はLTE、W-CDMA、GSM。LTE通信は下り150Mbps、上り50Mbpsに対応し(いずれも最大)、撮影した写真や動画を即座にSNSに投稿したり、オンラインストレージにバックアップしたりできるとしている。SIMカードはmicroSIMタイプに対応する。

 本体サイズ(約)は幅135.4×高さ68×奥行き21.1mm、重量は約203g。搭載プロセッサは4コアのSnapdragon 801(2.3GHz)。メモリ容量は2GB、ストレージ容量は16GB。液晶パネルの解像度については約622万ドット(473ppi)とされている。

 主な搭載機能・インターフェイスは、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.0、Micro USB、microSDカードスロット、NFC、GPS、イヤホン・マイク端子、電子コンパス、加速度センサー、気圧センサー。107万画素のインカメラ(記録画素数92万)も備える。

 なお、OSについては、5月中旬にAndroid 5.0へのバージョンアップを実施するとしている。