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GeForce GTX TITAN Xの予約が一部で開始、来週発売
GIGABYTE製、予価は税込16万円
(2015/3/20 22:05)
MaxwellアーキテクチャGPUの最上位モデル「GeForce GTX TITAN X」を搭載したビデオカードが近日発売される見込みだ。
OVERCLOCK WORKSは、GIGABYTEの「GV-NTITANXD5-12GD-B」の予約を受け付け中で、26日(木)~28日(土)に入荷する予定としている。販売価格は税込159,800円。
なお、20日(金)時点で予約の受け付けを行なっていたのは同店のみで、他の一部ショップによれば「まだ入荷数が見えないので受け付けていない」という。
VRや4K解像度のゲームを最高設定でプレイできる唯一のシングルGPU
GeForce GTX TITAN Xは、NVIDIAが米国時間の17日(火)に正式発表した新たなハイエンドGPU。MaxwellアーキテクチャのGPUとしては、昨年9月に登場したGeForce GTX 980を上回り、現時点の最上位モデルとなる。
VRヘッドセットを用いた次世代ゲームも快適にプレイできるといい、同社は「TITAN XはVRや4K解像度のゲームを最高設定でプレイできる、唯一のシングルGPU」とアピールしている。
また、同社は「最高級コンポーネントを用いて、細部まで注意を払ってつくり上げた」などとカードの品質の高さもアピール。カードメーカーの協力により、コンポーネントの選定と回路設計を行ない、電源の可聴域ノイズの低減も実現したという。
スペック面については、GTX 980との比較でCUDAコア数が2,048→3,072、テクスチャユニット数が128→192、ROPユニット数が64→96、メモリが256bit GDDR5 4GB→384bit GDDR5 12GBなとど強化。GPUクロックはベース1,000MHz、ブースト時1,075MHz、メモリクロックは7,010MHz。
リファレンスカードのサイズは、厚さが2スロット分、長さが266.7mm(10.5インチ)。外部電源端子は8ピン×1、6ピン×1。消費電力は250W。